特許
J-GLOBAL ID:200903094193541720

拡声通話機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 西川 惠清 ,  森 厚夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-394671
公開番号(公開出願番号):特開2005-159678
出願日: 2003年11月25日
公開日(公表日): 2005年06月16日
要約:
【課題】音声スイッチの片倒れを抑制して快適な拡声通話を可能とする。【解決手段】相手側の通話端末から伝送系を経て到達する受話信号を増幅する第2の増幅器6の利得G2が可変であって、受話側の背景騒音パワー推定値Pn(R)が所定の閾値Xcを超えたら第2の増幅器6の利得G2を減少させる利得制御部20を備える。遠端側の周囲騒音レベルが大きくなって受話側背景騒音パワー推定値Pn(R)が閾値Xcを超えていれば、利得制御部20により受話信号を増幅する第2の増幅器6の利得G2を初期値G20からG21さらにG22へと減少させるため、受話信号のレベルも下がり、受話側瞬時パワー推定値Ps(R)も減少するから、挿入損失量制御部10における通話状態の誤判定を防いで音声スイッチVSの片倒れを抑制することができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
マイクロホンおよびスピーカと、マイクロホンから出力される送話信号を増幅する第1の増幅器と、相手側の通話端末から伝送系を経て到達する受話信号を増幅する第2の増幅器と、送話信号を伝送系へ送り出し且つ受話信号を減衰させる送話状態と受話信号をスピーカへ送り出し且つ送話信号を減衰させる受話状態とを切り換える音声スイッチとを備え、音声スイッチは、マイクロホンから第1の増幅器へ至る送話側信号経路に損失を挿入する送話側損失挿入手段と、第2の増幅器からスピーカへ至る受話側信号経路に損失を挿入する受話側損失挿入手段と、送話側および受話側の各損失挿入手段における挿入損失量を制御する挿入損失量制御手段とを具備し、挿入損失量制御手段は、送話信号の瞬時パワーを推定する送話側瞬時パワー推定部と、送話信号の背景騒音パワーを推定する送話側背景騒音パワー推定部と、送話側の瞬時パワー推定値並びに背景騒音パワー推定値から送話信号の音声区間を検出する第1の音声区間検出部と、受話信号の瞬時パワーを推定する受話側瞬時パワー推定部と、受話信号の背景騒音パワーを推定する受話側背景騒音パワー推定部と、受話側の瞬時パワー推定値並びに背景騒音パワー推定値から受話信号の音声区間を検出する第2の音声区間検出部とを具備し、送話側および受話側の瞬時パワー推定値の比較結果と第1および第2の音声区間検出部の検出結果とを参照して通話状態を判定するとともに、通話状態の判定結果に応じて受話側の挿入損失量を相対的に大きくした送話モード、又は送話側の挿入損失量を相対的に大きくした受話モードの少なくとも何れか一方に切り換えてなる拡声通話機において、送話側背景騒音パワー推定値が所定の閾値を超えたら第1の増幅器の利得を減少させる第1の利得制御部、若しくは受話側背景騒音パワー推定値が所定の閾値を超えたら第2の増幅器の利得を減少させる第2の利得制御部の少なくとも何れか一方を備えたことを特徴とする拡声通話機。
IPC (3件):
H04M9/08 ,  H04M1/60 ,  H04R3/00
FI (3件):
H04M9/08 ,  H04M1/60 C ,  H04R3/00 310
Fターム (10件):
5D020AC05 ,  5K027AA09 ,  5K027BB03 ,  5K027DD07 ,  5K027DD10 ,  5K027DD18 ,  5K027HH03 ,  5K038AA07 ,  5K038DD06 ,  5K038FF13
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 音声切換装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-115712   出願人:松下電工株式会社
審査官引用 (15件)
  • 拡声通話機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-394670   出願人:松下電工株式会社
  • 音声切換装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-115712   出願人:松下電工株式会社
  • インターホン機能付き遠隔操作装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-243847   出願人:株式会社ノーリツ
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