特許
J-GLOBAL ID:200903094224354347

電気自動車用回生制動併用式制動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 有
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-075916
公開番号(公開出願番号):特開平10-264793
出願日: 1997年03月27日
公開日(公表日): 1998年10月06日
要約:
【要約】【課題】 電気自動車用回生制動併用式制動装置に関し、回生制動力を効率よく利用しながらエネルギの有効利用を確実に実行しつつ急ブレーキ操作時には短期間に大きなブレーキ力を得られるようにする。【解決手段】 回生制動と負圧式倍力装置11を用いた機械制動とを併用する制動装置であって、負圧式倍力装置11の大気室14に通じる圧力制御口18と、圧力制御口18を通じて大気室14内の圧力を調整し機械制動力を制御する大気弁20と、要求制動力を検出する要求制動力検出手段41とをそなえ、検出された要求制動力とこのときに発生させうる回生制動力とに基づき回生制動力では不足する制動力を機械制動力により確保するように大気弁20を制御するとともに、圧力制御口18とは別個に設けられ大気室14に大気導入させうる大気導入口19をそなえ、急制動要求が判定されると、大気導入口19を開放して機械制動力を増大させる。
請求項(抜粋):
電気自動車に搭載された走行用の電動機を通じて回生制動力を発生させる回生制動装置と、負圧式倍力装置を用いて車輪に直接作用する機械制動力を発生させる機械制動装置とをそなえてなる、電気自動車用回生制動併用式制動装置において、該負圧式倍力装置の大気室に通じる圧力制御口と、該圧力制御口に接続され該大気室内の圧力を調整して該機械制動力を制御しうる大気弁と、ブレーキペダル操作状態から要求制動力を検出する要求制動力検出手段とをそなえ、該要求制動力検出手段で検出された要求制動力とこのときに発生させうる該回生制動力とに基づいて、該回生制動力では不足する制動力を該機械制動力により確保するように該大気弁が制御されるよう構成されるとともに、該大気室に大気導入しうるように該圧力制御口とは別個に設けられた大気導入口と、該要求制動力検出手段の検出結果に基づいて急制動要求を判定する急制動判定手段とをそなえ、該急制動判定手段で急制動要求が判定されると、該大気導入口を開放して機械制動力を増大させることを特徴とする、電気自動車用回生制動併用式制動装置。
IPC (4件):
B60T 8/00 ,  B60L 7/22 ,  B60L 7/24 ,  B60T 8/44
FI (4件):
B60T 8/00 Z ,  B60L 7/22 A ,  B60L 7/24 D ,  B60T 8/44
引用特許:
審査官引用 (3件)

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