特許
J-GLOBAL ID:200903094321620833

Ni基合金管の熱処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 穂上 照忠 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-035878
公開番号(公開出願番号):特開2003-239060
出願日: 2002年02月13日
公開日(公表日): 2003年08月27日
要約:
【要約】【課題】Ni基合金管の内表面に、高温水環境でNiの溶出を抑制する2層構造の酸化皮膜を確実かつ高能率に生成させることが可能な熱処理方法の提供。【解決手段】連続式熱処理炉の出側に最低2基のガス供給装置を設けるか、または出側と入側に各1基のガス供給装置を設け、これらガス供給装置のうちの1基と炉内を貫通するガス導入管とで炉装入前の被処理管の内部にその進行方向の先端側から露点が-60°Cから+20°Cまでの範囲内にある水素または水素とアルゴンの混合ガスからなる雰囲気ガスを供給しつつ管を炉に装入して650〜1200°Cで1〜1200分保持する際、管の先端が炉の出側に到達した後に管の内部への雰囲気ガスの供給を他のガス供給装置からの供給に切り替える操作を繰り返す熱処理方法。
請求項(抜粋):
連続式熱処理炉により被処理管を650〜1200°Cで1〜1200分保持するNi基合金管の熱処理方法であって、露点が-60°Cから+20°Cまでの範囲内にある水素または水素とアルゴンの混合ガスからなる雰囲気ガスを供給する少なくとも2基のガス供給装置を前記連続式熱処理炉の出側に被処理管の進行方向への移動が自在なように設け、そのうちの1基のガス供給装置と連続式熱処理炉内を貫通するように配置されるガス導入管とを用いて連続式熱処理炉に進入する以前の被処理管の内部にその進行方向の先端側から前記の雰囲気ガスを供給しつつ被処理管を連続式熱処理炉内に装入する一方、被処理管の先端が連続式熱処理炉の出側に到達した後に被処理管の内部への雰囲気ガスの供給を他のガス供給装置からの供給に切り替える操作を繰り返すことを特徴とするNi基合金管の熱処理方法。
IPC (4件):
C23C 8/10 ,  B21C 1/00 ,  B21C 9/00 ,  C22C 19/05
FI (4件):
C23C 8/10 ,  B21C 1/00 L ,  B21C 9/00 A ,  C22C 19/05 F
Fターム (3件):
4E096EA08 ,  4E096EA16 ,  4E096KA01
引用特許:
審査官引用 (6件)
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