特許
J-GLOBAL ID:200903094639093662

4サイクルエンジンにおけるオイル戻し構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 落合 健 ,  仁木 一明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-006080
公開番号(公開出願番号):特開2004-218507
出願日: 2003年01月14日
公開日(公表日): 2004年08月05日
要約:
【課題】クランクシャフトに固定される駆動輪ならびにカムシャフトに固定される被動輪に巻き掛けられる伝動部材を走行可能に収納する伝動部材走行通路がクランクケースおよびシリンダヘッド間にわたって設けられ、クランクケースおよびサイドカバー間の作動室内に回転部材が収納される4サイクルエンジンにおいて、クランクケース側にオイルを戻す通路としても機能する伝動部材走行通路を有効に利用して加工工数の増加を回避しつつ、オイルの攪拌抵抗増加およびオイルの劣化を防止する。【解決手段】クランクケース22には、伝動部材走行通路85から作動室43に流下するオイルを導くオイルガイド部103が回転部材の少なくとも伝動部材走行通路85側の外周を覆うようにして一体に形成されるとともに、該オイルガイド部103でガイドされるオイルをクランクケース22内に導くオイル戻し通路104が形成される。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
クランクシャフト(23)を回転自在に支承するクランクケース(22)と、該クランクケース(22)に結合されるサイドカバー(44)との間に形成される作動室(43)内で前記クランクシャフト(23)に駆動輪(82)が固定され、シリンダヘッド(25)に回転自在に支承されるカムシャフト(80)に固定される被動輪(83)および前記駆動輪(82)に巻き掛けられる無端状の伝動部材(84)を走行可能に収納するとともに前記シリンダヘッド(25)からクランクケース(22)側にオイルを戻す通路としても機能する伝動部材走行通路(85)が、前記クランクケース(22)および前記シリンダヘッド(25)間にわたって設けられ、前記伝動部材走行通路(85)の前記作動室(43)側の開口端よりも下方で前記作動室(43)内には、前記クランクシャフト(23)で駆動される回転部材(65,66)がクランクシャフト(23)と平行な軸線まわりの回転を可能として収納される4サイクルエンジンにおいて、前記クランクケース(22)には、前記伝動部材走行通路(85)から前記作動室(43)に流下するオイルを導くオイルガイド部(103)が前記回転部材(65,66)の少なくとも前記伝動部材走行通路(85)側の外周を覆うようにして一体に形成されるとともに、該オイルガイド部(103)でガイドされるオイルをクランクケース(22)内に導くオイル戻し通路(104)が形成されることを特徴とする4サイクルエンジンにおけるオイル戻し構造。
IPC (3件):
F01M1/06 ,  F01M11/00 ,  F02F7/00
FI (4件):
F01M1/06 Q ,  F01M1/06 D ,  F01M11/00 W ,  F02F7/00 301A
Fターム (21件):
3G013AA02 ,  3G013AA05 ,  3G013AA16 ,  3G013AB02 ,  3G013BB04 ,  3G013BB19 ,  3G013BD47 ,  3G015AA02 ,  3G015AA05 ,  3G015AA16 ,  3G015AB02 ,  3G015CA01 ,  3G015CA06 ,  3G015DA10 ,  3G015EA12 ,  3G024AA48 ,  3G024AA51 ,  3G024BA23 ,  3G024DA22 ,  3G024EA04 ,  3G024FA07
引用特許:
審査官引用 (4件)
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