特許
J-GLOBAL ID:200903094709325531
ビスフェノール類の製造方法
発明者:
,
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
鈴木 俊一郎
, 牧村 浩次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-350058
公開番号(公開出願番号):特開2008-156321
出願日: 2006年12月26日
公開日(公表日): 2008年07月10日
要約:
【課題】主工程における晶析および固液分離の操作を1回にすることにより、高品質のビスフェノール類を効率的に低コストで製造する方法を提供すること。【解決手段】本発明のビスフェノール類の製造方法は、(1)フェノールとケトン類又はアルデヒド類とを強酸性イオン交換樹脂触媒の存在下に反応させる工程、(2)反応液から第一濃縮液を得る工程、(3)第一濃縮液を冷却してアダクト結晶を含む第一晶析液を得る工程、(4)第一晶析液をアダクト結晶と母液に分離する工程及び(5)アダクト結晶からビスフェノール類を得る工程からなる主工程と、(6)前記母液から第二濃縮液を得る工程、(7)第二濃縮液を冷却してアダクト結晶を含む第二晶析液を得る工程、(8)第二晶析液をアダクト結晶と母液に分離する工程及び(9)工程(8)で得られたアダクト結晶を工程(2)又は(3)に供給する工程からなる副工程とを含む。【選択図】図1
請求項(抜粋):
(1)フェノールとケトン類またはアルデヒド類とを、強酸性イオン交換樹脂触媒の存在下に反応させる工程、
(2)反応液から、水と未反応ケトン類または未反応アルデヒド類と少なくとも一部のフェノールとを除去して第一濃縮液を得る工程、
(3)第一濃縮液を冷却してビスフェノール類とフェノールとのアダクト結晶を含む第一晶析液を得る工程、
(4)第一晶析液をアダクト結晶と母液とに分離する工程、および
(5)アダクト結晶からフェノールを除去してビスフェノール類を得る工程
で構成される主工程と、
(6)第一晶析液から分離された母液から、少なくとも一部のフェノールを除去して第二濃縮液を得る工程、
(7)第二濃縮液を冷却してビスフェノール類とフェノールとのアダクト結晶を含む第二晶析液を得る工程、
(8)第二晶析液をアダクト結晶と母液とに分離する工程、および
(9)前記工程(8)で得られたアダクト結晶を、前記工程(2)または前記工程(3)に供給する工程
で構成される副工程と
を含むことを特徴とするビスフェノール類の製造方法。
IPC (5件):
C07C 37/20
, C07C 37/74
, C07C 37/82
, C07C 37/84
, C07C 39/16
FI (5件):
C07C37/20
, C07C37/74
, C07C37/82
, C07C37/84
, C07C39/16
Fターム (15件):
4H006AA02
, 4H006AC25
, 4H006AD11
, 4H006AD15
, 4H006AD17
, 4H006AD32
, 4H006BA72
, 4H006BD34
, 4H006BD84
, 4H006FC52
, 4H006FE13
, 4H039CA19
, 4H039CA41
, 4H039CD10
, 4H039CD40
引用特許:
出願人引用 (3件)
審査官引用 (6件)
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