特許
J-GLOBAL ID:200903094779829359
容器内液体中の異物検出方法及びその装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
板谷 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-149669
公開番号(公開出願番号):特開2004-354100
出願日: 2003年05月27日
公開日(公表日): 2004年12月16日
要約:
【課題】容器内液体中の異物検出方法及びその装置において高精度・高信頼性に気泡を検出・除外して異物検出できる低コスト、省スペース装置を実現する。【解決手段】撮像記憶過程で透過照明光のもとで液体を連続撮像・記憶し(S1)、差分画像生成過程で背景除去した2つの差分画像を生成する(S2)。エッジ画素抽出過程で各差分画像からエッジ画像を生成し(S3)、浮遊物微分画像抽出過程でエッジ画像中のエッジ画素をグルーピングした個別の浮遊物微分画像を抽出する(S4)。気泡候補判定過程で個別の浮遊物微分画像から気泡候補を選定する(S5)。気泡判断過程で差分画像の移動推定位置に出現する気泡候補を気泡とする(S6)。異物検出過程で気泡とされた浮遊物微分画像を除いた個別の浮遊物微分画像が異物とされる(S7)。シンプルな透過照明で気泡画像の特性と微分処理により気泡を過誤なく検出し精度良く異物検出できる。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
流動誘発手段を起動して透明容器内の液体を流動させて異物を浮遊させ、次に流動誘発手段を停止した後、透過照明のもとで透明容器内の液体を撮像して液体中の浮遊する異物を検出する異物検出方法において、
流動誘発手段の停止後に連続して液体を撮像し、その撮像した複数の画像を記憶する撮像記憶過程と、
前記記憶した複数の画像から所定の時間差を有する一対の画像を、所定の時間間隔をおいて2組選択し、各組における第1の画像と第2の画像を差分処理して第1の差分画像と第2の差分画像を各々生成する差分画像生成過程と、
各組の差分画像に対して微分処理を行ってエッジ画素を抽出するエッジ画素抽出過程と、
前記エッジ画素をグルーピングして個別の浮遊物微分画像を抽出する浮遊物微分画像抽出過程と、
個別の浮遊物微分画像の微分値分布又は形状の特徴量を求め、その特徴量が所定の範囲内であればその画像を気泡候補と判定する気泡候補判定過程と、
第1の差分画像の気泡候補が上方へ移動して第2の差分画像において表出する移動推定位置に所定サイズの探索領域を設定し、その探索領域内に気泡候補が存在する場合は、その気泡候補を気泡と判断する気泡判断過程と、
前記気泡と判断した浮遊物微分画像を除いた個別の浮遊物微分画像を異物として検出する異物検出過程と、を備えたことを特徴とする容器内液体中の異物検出方法。
IPC (3件):
G01N21/90
, G06T1/00
, G06T7/00
FI (3件):
G01N21/90 Z
, G06T1/00 300
, G06T7/00 150
Fターム (34件):
2G051AA28
, 2G051AB15
, 2G051CA04
, 2G051CB02
, 2G051CD07
, 2G051DA08
, 2G051EA08
, 2G051EA12
, 2G051EA16
, 2G051EB01
, 2G051EC01
, 2G051ED03
, 2G051ED08
, 2G051ED21
, 5B057AA01
, 5B057BA02
, 5B057CA12
, 5B057CA16
, 5B057DA03
, 5B057DB02
, 5B057DC16
, 5B057DC32
, 5L096BA03
, 5L096CA02
, 5L096CA17
, 5L096FA02
, 5L096FA04
, 5L096FA06
, 5L096FA65
, 5L096GA02
, 5L096GA08
, 5L096GA28
, 5L096GA34
, 5L096JA11
引用特許:
出願人引用 (8件)
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特開昭62-220844
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特開平4-093756
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異物検出装置及びシステム
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-122553
出願人:日立エンジニアリング株式会社
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