特許
J-GLOBAL ID:200903094945115963
ガスタービン用燃料ノズル
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
大城 重信
, 加藤 雅夫
, 山田 益男
, 佐藤 文男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-157265
公開番号(公開出願番号):特開2004-360944
出願日: 2003年06月02日
公開日(公表日): 2004年12月24日
要約:
【課題】本発明は、ノズル先端部の過熱、先端部へのカーボン堆積の問題を解決し、NOxやスモークの排出を抑制できる新規なガスタービン用燃料ノズル及びそれを含む複合型のガスタービン用燃料ノズルを提供する。【解決手段】液膜形成体11の内側に偏流筒体17を配設し、偏流筒体17の内側の流路に空気に旋回を与える第3空気旋回器14cを配設する。空気は、偏流筒体17の燃焼室18側に向いた壁面17bに沿って半径方向に広がり、燃料噴霧と混合しやすくなり、偏流筒体17の温度上昇を抑止すると共に、壁面17bが高温ガス塊との直接曝露に起因した酸化防止にも効果的である。喉部17aでの絞りによって空気の軸方向速度が速いので、高温ガス塊の接近を防止できる。その結果、燃料と空気との混合がより速く行われ、燃焼室18内における温度の偏りも小さくなり、NOxの発生量が抑制される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
筒状内面が液膜形成面とされる液膜形成体を備えた気流微粒化ノズルを燃料微粒化手段とするガスタービン用燃料ノズルにおいて、前記液膜形成体の内側に断面環状の偏流筒体を同軸に配設し、前記偏流筒体の外周面と前記液膜形成体の前記液膜形成面との間に形成される環状流路の上流部に第1空気旋回器を配設するとともに前記偏流筒体の内周面を壁面とする流路の上流部に第2空気旋回器を配設し、前記偏流筒体は、前記外周面を定める外径が前記環状流路の先端に向かって増大し、前記内周面を定める内径が前記第2空気旋回器の下流端よりも下流において極小となり、その後、前記流路の先端に向かって増大する形状であることを特徴とするガスタービン用燃料ノズル。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許: