特許
J-GLOBAL ID:200903095213711446

2衛星受信アンテナ用コンバータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-185591
公開番号(公開出願番号):特開2001-016128
出願日: 1999年06月30日
公開日(公表日): 2001年01月19日
要約:
【要約】【課題】 受信点から見て同一方向に打ち上げられた2つの人工衛星(BS・CS)からの送信電波を一つの受信アンテナにて受信し、その受信信号を伝送用の受信信号に周波数変換するコンバータにおいて、周波数変換後の受信信号を、一本の伝送線を用いて同時に端末側に伝送できるようにする。【解決手段】 放送衛星(BS)からの右旋円偏波の電波と、通信衛星(CS)からの右旋円偏波及び左旋円偏波の電波とを一つの受信アンテナで受信し、各受信信号をコンバータにて伝送用受信信号に変換する際には、コンバータを、右旋円偏波の受信信号を周波数変換する周波数変換部と、左旋円偏波の受信信号を周波数変換する周波数変換部とから構成し、各周波数変換部に設ける周波数変換用発振器の発振周波数を、左旋円偏波の受信信号CS(L)が、右旋円偏波の受信信号BS・CS(R)よりも高周波となり、しかも、各発振器の発振周波数の差の信号成分f1の高調波が、受信信号の周波数帯域と重複しないように設定する。
請求項(抜粋):
受信点から見て同一方向に打ち上げられた2つの人工衛星から送信されてくる下記(1) 〜(3) の電波を受信可能な受信アンテナに設けられ、(1) 第1人工衛星から送信されてくる第1周波数帯の右旋円偏波の電波。(2) 第2人工衛星から送信されてくる、前記第1周波数帯よりも高周波である第2周波数帯の右旋円偏波の電波。(3) 前記第2人工衛星から送信されてくる第2周波数帯の左旋円偏波の電波。前記受信アンテナにて受信された前記各電波の受信信号を、前記各電波の周波数よりも低く、且つ、一本の伝送線にて同時に伝送可能な、所定伝送周波数帯の受信信号に周波数変換する2衛星受信アンテナ用コンバータであって、第1発振器にて生成された第1発振信号を用いて、前記第1及び第2周波数帯の右旋円偏波電波の受信信号を所定伝送周波数帯の受信信号に周波数変換する右旋用周波数変換部と、前記第1発振器よりも発振周波数が低い第2発振器にて生成された第2発振信号を用いて、前記第2周波数帯の左旋円偏波電波の受信信号を、前記右旋用周波数変換部から出力される受信信号よりも周波数が高い伝送周波数帯の受信信号に周波数変換する左旋用周波数変換部と、前記右旋用周波数変換部からの受信信号の出力経路上に設けられ、前記右旋用周波数変換部からの受信信号を通過させると共に、少なくとも前記左旋用周波数変換部から出力される受信信号と同一周波数帯の信号成分を遮断する第1フィルタ部と、前記左旋用周波数変換部からの受信信号の出力経路上に設けられ、前記左旋用周波数変換部からの受信信号を通過させると共に、少なくとも前記右旋用周波数変換部から出力される受信信号と同一周波数帯の信号成分を遮断する第2フィルタ部と、前記第1フィルタ部を通過した前記右旋用周波数変換部からの受信信号と、前記第2フィルタ部を通過した前記左旋用周波数変換部からの受信信号とを混合して、各受信信号を共通の出力端子から出力させる受信信号出力部と、を備えたことを特徴とする2衛星受信アンテナ用コンバータ。
IPC (5件):
H04B 1/18 ,  H01Q 3/24 ,  H01Q 21/24 ,  H01Q 21/30 ,  H01Q 25/04
FI (6件):
H04B 1/18 A ,  H04B 1/18 K ,  H01Q 3/24 ,  H01Q 21/24 ,  H01Q 21/30 ,  H01Q 25/04
Fターム (19件):
5J021AA02 ,  5J021AB08 ,  5J021BA01 ,  5J021FA17 ,  5J021FA23 ,  5J021FA26 ,  5J021FA32 ,  5J021HA02 ,  5J021HA05 ,  5J021JA03 ,  5J021JA05 ,  5J021JA06 ,  5K062AA09 ,  5K062AB11 ,  5K062AC01 ,  5K062AE03 ,  5K062BC02 ,  5K062BC04 ,  5K062BE08
引用特許:
審査官引用 (3件)

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