特許
J-GLOBAL ID:200903095304885870

光コネクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加川 征彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-136163
公開番号(公開出願番号):特開平11-316322
出願日: 1998年04月30日
公開日(公表日): 1999年11月16日
要約:
【要約】【課題】 コネクタ接続前にはフェルールをハウジング内で定位置に保持し(突き合わせ接続の作業性向上)と,コネクタ接続後にはフェルールがハウジング内で浮動できる(サイドプルによる光コネクタの接続特性の劣化防止)ようにする。【解決手段】 ハウジング25の内部にフェルール22の鍔部26に嵌合する位置決め保持部29を形成する。フェルール22の主体部27の幅寸法Wを鍔部26の幅寸法wより0.8mm以上小さくし,かつ,ハウジング25内壁と主体部27との間にクリアランスを形成する。コネクタ接続前(図1(イ))には,フェルール22の鍔部26がハウジング25の位置決め保持部29に嵌合して,フェルール26が定位置に保持され,フェルールどうしの突き合わせ接続が容易である。フェルール26をハウジング25の奥方(矢印b側)に押し込んだ状態(コネクタ接続状態:図1(ハ),(ニ))では,主体部27がハウジング25内で浮動できる(すなわち,サイドプルの悪影響を受けない)。
請求項(抜粋):
光ファイバを挿通固定しコネクタ軸方向先端側に接合端面を形成したフェルールと,概ね筒状をなしその内部空間に前記フェルールをコネクタ軸方向に移動可能に収容するハウジングと,前記フェルールをコネクタ軸方向先端側に押圧する弾性部材とを備えた光コネクタにおいて,前記ハウジングの内部に,前記フェルールの主体部のコネクタ軸方向後端側に設けた鍔部の外周に嵌合する位置決め用の周面部と当該フェルールのコネクタ軸方向先端側への移動を規制する垂直面とからなる位置決め保持部を形成するとともに,前記フェルールの主体部の幅寸法Wを鍔部の幅寸法wより0.8mm以上小さくしかつフェルールの主体部の左右の側面とこれに対応するハウジングの左右の内壁との間にクリアランスを形成したことを特徴とする光コネクタ。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 光コネクタ用プラグ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-281868   出願人:住友電気工業株式会社, 日本電信電話株式会社
  • 光コネクタ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-221808   出願人:株式会社フジクラ, 日本電信電話株式会社
  • 偏波保持ファイバ用光コネクタ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-230949   出願人:日本電信電話株式会社
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