特許
J-GLOBAL ID:200903095348898783

ガスセンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 求馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-098441
公開番号(公開出願番号):特開平10-282053
出願日: 1997年03月31日
公開日(公表日): 1998年10月23日
要約:
【要約】【課題】 複数の成分ガス濃度を簡単な構成で精度よく測定することである。【解決手段】 本発明のガスセンサは、被測定ガスが導入され酸素濃度制御部2,3により酸素濃度が一定に制御されるガス流路1bに成分ガス測定部4,5を測定しようとする成分ガス(HC,NOx )に対応して設ける。成分ガス測定部4(5)はガス流路1bと大気が導入されるダクト1c間で酸素を移動せしめる酸素ポンプセル14,41,42(14,51,52)を有し、ポンプ電流の変化からそれぞれの成分ガスの濃度を測定する。電極41は安定度の小なるHCに対して活性で安定度の大なるNOx に不活性に構成して上流側へ配置し、電極51はNOx に活性に構成して下流側へ配置することで、NOx が還元する電極51において測定誤差の原因となるHCの酸化が生じないようにする。
請求項(抜粋):
被測定ガスが拡散抵抗を有する被測定ガス導入路を介して導入されるガス流路を設けるとともに、ガス流路壁の一部を構成する酸素導電性の固体電解質材の両面に形成した一対の電極間に電圧を印加してガス流路とその外部間で酸素を移動せしめるようになした酸素ポンプセルを有し、ガス流路内の酸素濃度を一定に制御する酸素濃度制御部を設け、かつガス流路壁の他の一部を構成する酸素導電性の固体電解質材の両面に形成した一対の電極間に定電圧を印加してガス流路と基準酸素濃度の雰囲気間で酸素を移動せしめるようになした酸素ポンプセルを有し、酸素ポンプセルにおけるポンプ電流値に基づいて成分ガスの濃度を測定する成分ガス測定部を、測定しようとする成分ガスに対応して複数設け、成分ガス測定部のガス流路側の電極を、測定しようとする成分ガスのうちで最も安定度の小なる成分ガスに対して活性で次なる安定度の成分ガスに対して不活性な電極をガス流路の最上流部位置とし、以下順次下流側へ上記次なる安定度の成分ガスに対して活性で更に次なる安定度の成分ガスに対して不活性な電極を配置したことを特徴とするガスセンサ。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • ガスセンサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-055237   出願人:日本碍子株式会社
  • ガスセンサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-040829   出願人:日本碍子株式会社
  • 排気ガス分析のための構成
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平8-524508   出願人:アーベーボルボ

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