特許
J-GLOBAL ID:200903095638910680

熱延連続化プロセスによる表面性状と酸洗性の良好な熱延鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩原 康弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-065133
公開番号(公開出願番号):特開平9-235623
出願日: 1996年02月28日
公開日(公表日): 1997年09月09日
要約:
【要約】【課題】 本発明は連続熱間圧延設備において、移動する鋼板の先行鋼板後端部と、これに続く後行鋼板先端部を接合し、複数の鋼板を連続して圧延するいわゆる熱延連続化プロセスによりスケール生成量が少なく、かつコイル内で均一な表面性状と酸洗性の良好な熱延鋼板の製造方法を提供する。【解決手段】 特定組成からなる鋼片を加熱し、コイルボックス内で粗バーの巻取り、巻戻しにより3%以上の歪みを歪速度0.1(s-1)以上で付与した後、一定時間でデスケーリングを行い、かつ0.2kgf/mm2 以上の張力を付与して仕上圧延機へ供給し、熱延連続化プロセスにより仕上圧延機内での温度をAr3 〜900°Cとし、かつコイル内仕上温度差を100°C未満とし、平均仕上圧延速度を500mpm超、かつコイル内仕上圧延速度差を100mpm未満とし、圧延中のコイル張力を1kgf/mm2 以上確保する。
請求項(抜粋):
重量%で、C :≦0.20%Si:≦2.50%Mn:≦2.5%P :≦0.025%以下S :≦0.025%以下かつ、必要に応じCa≦0.0060%を含み、残部Feと不可避的不純物からなる鋼片を、1150°C以下の温度域で加熱し、コイルボックス内で粗バーの巻取り、巻戻しにより3%以上の歪みを歪速度0.1(s-1)以上で付与した後、一定時間でデスケーリングを行って仕上圧延機へ供給し、熱延連続化プロセスにより仕上圧延機内での温度をAr3 〜900°Cとすることを特徴とする熱延連続化プロセスによる表面性状と酸洗性の良好な熱延鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 9/46 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/04
FI (4件):
C21D 9/46 S ,  C21D 8/02 A ,  C22C 38/00 301 W ,  C22C 38/04
引用特許:
審査官引用 (6件)
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