特許
J-GLOBAL ID:200903095808106287
四輪駆動車のアンチスキッド制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
池田 一眞
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-205244
公開番号(公開出願番号):特開平10-029519
出願日: 1996年07月15日
公開日(公表日): 1998年02月03日
要約:
【要約】【課題】 四輪駆動車のアンチスキッド制御装置において、フィルタ通過による位相遅れに左右されることなく、走行路面の状態を適切に判定する。【解決手段】 車輪速度検出手段WSの検出出力に基づき、車輪加速度演算手段ACにて車輪WLの車輪加速度を演算し、この車輪加速度を、所定の周波数以上の振動成分の通過を許容するハイパスフィルタ手段HFに供給する。このハイパスフィルタ手段HFを通過した車輪加速度を積算手段ADにて積算し、積算結果を平均化手段AVにて平均化する。そして、悪路判定手段DTにて平均化手段AVの演算結果が所定値以上と判定したときには、走行路面が悪路と判定する。
請求項(抜粋):
車両の前方及び後方の車輪の各々に装着し制動力を付与するホイールシリンダと、該ホイールシリンダの各々にブレーキ液圧を供給する液圧発生装置と、該液圧発生装置と前記ホイールシリンダとの間に介装し前記ホイールシリンダのブレーキ液圧を制御する液圧制御装置と、前記車輪の各々の車輪速度を検出する車輪速度検出手段と、該車輪速度検出手段の検出出力に基づき前記車輪の各々の車輪加速度を演算する車輪加速度演算手段と、該車輪加速度演算手段が演算した車輪加速度のうち所定の周波数以上の振動成分の通過を許容するハイパスフィルタ手段と、該ハイパスフィルタ手段を通過した車輪加速度に基づき前記走行路面の状態を判定する悪路判定手段と、少くとも該悪路判定手段の判定結果に基づき且つ前記車輪速度検出手段の検出出力に応じて前記液圧制御装置を駆動し前記ホイールシリンダに供給するブレーキ液圧を制御して前記車輪の各々に対する制動力を制御する制動力制御手段とを備えたことを特徴とする四輪駆動車のアンチスキッド制御装置。
引用特許:
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