特許
J-GLOBAL ID:200903096189175356

炭酸カルシウムウィスカーの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-090239
公開番号(公開出願番号):特開2003-286026
出願日: 2002年03月28日
公開日(公表日): 2003年10月07日
要約:
【要約】【課題】苛性化反応を利用して、製紙・プラスチック・ゴム等の機能性充填材として有用な炭酸カルシウムウィスカーを連続的に製造する。【解決手段】水酸化カルシウム懸濁液と炭酸ナトリウムを主成分とする水溶液を反応槽に連続的に添加して苛性化反応を行わせ、反応槽内のカルシウムイオン濃度と炭酸イオン濃度の積、[Ca2+][CO32-]とカルシウムイオン濃度と炭酸イオン濃度の比、[Ca2+]/[CO32-]が規定の範囲内になるように水酸化カルシウム懸濁液および炭酸ナトリウム水溶液を主成分とする水溶液の濃度および添加流量を調整し、かつ反応温度を制御することにより製紙・プラスチック・ゴム等の機能性充填材として有用な炭酸カルシウムウィスカーを得る。
請求項(抜粋):
苛性化反応によって機能性充填材として有用な炭酸カルシウムウィスカーを製造する方法であって、水酸化カルシウム懸濁液濃度が生石灰換算で10〜30重量%になるように、生石灰又は/及び消石灰からなる群から選択される物質に、水もしくはアルカリ水溶液を添加して調整した水酸化カルシウム懸濁液と、炭酸ナトリウムを主成分とする水溶液を反応槽に連続的に添加し、反応槽内のカルシウムイオン濃度と炭酸イオン濃度の積([Ca2+][CO32-] )を0.01×10-3〜0.05×10-3(mol2/l2)、かつカルシウムイオン濃度と炭酸イオン濃度の比([Ca2+]/[CO32-] )が2×10-3以上になるように水酸化カルシウム懸濁液と炭酸ナトリウムを主成分とする水溶液の濃度および添加流量を調整し、反応温度60〜95°Cにて苛性化反応を行い、反応槽内の懸濁液を連続的に抜き出すことよりなる機能性充填材として有用な炭酸カルシウムウィスカーを製造する方法。
Fターム (9件):
4G076AA16 ,  4G076AB02 ,  4G076AB06 ,  4G076AB09 ,  4G076BA26 ,  4G076BB01 ,  4G076BD02 ,  4G076CA07 ,  4G076DA02
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (5件)
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