特許
J-GLOBAL ID:200903096259985490

ガスタービンのシュラウド及びプラットフォームシールシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 新
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-064452
公開番号(公開出願番号):特開平10-259703
出願日: 1997年03月18日
公開日(公表日): 1998年09月29日
要約:
【要約】【課題】 ガスタービンのシュラウド及びプラットフォームのシールシステムに関し、シール空気の流出が燃焼ガス流れを阻害しないようにし、空力的損失なくする。【解決手段】 動翼1のプラットフォーム2と静翼11の内側シュラウド12間にはもれ空気60がもれるが、動翼1の前方では、シュラウドの突端部12bとハニカムシール14、プラットフォームの突起部4とでもれ空気60が空間8,17内でS字状に流れ、プラットフォーム2の面に沿って燃焼ガス50と順方向に流出する。動翼1の後方では、もれ空気60はプラットフォームの突端部2b、シュラウドの突端部12b、ハニカムシール13及びシール板3とで空間6,9内でS字状に流れ、シュラウド12の面に沿って燃焼ガス50と順方向に流れる。従って、空気60は燃焼ガス50と同方向となり、流れのロスがなく、空気がもれにくくなり、かつフィルム冷却効果によりプラットフォーム/シュラウドの冷却効果も増す。
請求項(抜粋):
ロータに設けられ、動翼を固定するプラットフォームと、同プラットフォームの軸方向に所定空間を保ち、シール装置を介して隣接して配置され、静翼に固定された内側シュラウドとを有し、前記空間は前記シール装置からもれる空気の流路を形成してなるガスタービンのシュラウド及びプラットフォームシールシステムにおいて、前記空気の流路は、軸方向前後に蛇行しながら燃焼ガス通路へ通じるように形成し、更に、前記プラットフォーム前方のもれ空気は同プラットフォームの表面に沿い、前記プラットフォーム後方のもれ空気は前記シュラウドの表面に沿って前記燃焼ガスの流れと順方向に流出するようにそれぞれ形成することを特徴とするガスタービンのシュラウド及びプラットフォームシールシステム。
IPC (5件):
F01D 11/04 ,  F01D 5/02 ,  F01D 9/04 ,  F02C 7/18 ,  F02C 7/28
FI (5件):
F01D 11/04 ,  F01D 5/02 ,  F01D 9/04 ,  F02C 7/18 A ,  F02C 7/28 Z
引用特許:
審査官引用 (3件)

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