特許
J-GLOBAL ID:200903096288225896

人工透析における流路の回路機構及び人工透析における透析液の一時貯留方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 中島 茂 ,  松浦 恵治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-275779
公開番号(公開出願番号):特開2008-062000
出願日: 2006年09月08日
公開日(公表日): 2008年03月21日
要約:
【課題】本発明の課題は、透析血液中の老廃物の除去、水分の除去、電解質の調節、血液のpHの調節などの人工透析を行った後に、血液回路及びダイアライザ中に滞留する血液を安全かつ効率的に患者の体内に戻すことができる人工透析における流路の回路機構及び人工透析における透析液の一時貯留方法を提供する。【解決手段】ダイアライザに動脈側血液回路管と静脈側血液回路管及び透析液供給管と透析液排水管とを取り付け、動脈側血液回路管と連通する状態で補液回路を備え、補液回路の先端に、洗浄・プライミング工程時に動脈側血液回路管の透析液が一時的に貯留される構成の補液収納体を取り付け、透析液排水管は流路開閉が可能な構成であり、動脈側血液回路管と静脈側血液回路管の端縁部付近には、各血液回路管の流路開閉を行う血液クランパを備え、補液回路の動脈側血液回路管との接続部付近には、補液回路の流路開閉を行う補液クランパが備えられている。【選択図】図2
請求項(抜粋):
人工透析を行うダイアライザの片側に動脈側血液回路管を接続し、ダイアライザの他側に静脈側血液回路管を接続し、この動脈側血液回路管と静脈側血液回路管とで血液回路を構成し、 前記ダイアライザ内の半透膜を介して血液通過部と仕切られる透析液室に透析液を送り込む透析液供給管と、この透析液室から透析液を排出する透析液排水管とをダイアライザに取り付け、この透析液供給管と透析液排水管とで透析液回路を構成し、 前記血液回路の動脈側血液回路管と連通する状態で補液回路を備え、補液回路の先端に補液収納体を取り付け、この補液収納体は、洗浄・プライミング工程時に動脈側血液回路管を流れる透析液が一時的に貯留される構成であり、 前記透析液回路の透析液排水管は、その流路の開閉が可能となる構成であり、 前記血液回路の動脈側血液回路管と静脈側血液回路管の端縁部付近には、各血液回路管の流路の開閉が可能となる血液クランパが備えられ、 前記補液回路の動脈側血液回路管との接続部付近には、補液回路の流路の開閉が可能となる補液クランパが備えられていることを特徴とする人工透析における回路機構。
IPC (1件):
A61M 1/14
FI (3件):
A61M1/14 530 ,  A61M1/14 510 ,  A61M1/14 560
Fターム (12件):
4C077AA05 ,  4C077BB01 ,  4C077CC03 ,  4C077DD12 ,  4C077DD27 ,  4C077EE01 ,  4C077GG02 ,  4C077GG12 ,  4C077JJ02 ,  4C077JJ17 ,  4C077KK23 ,  4C077NN14
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (4件)
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