特許
J-GLOBAL ID:200903096543060146

方向性電磁鋼板の製造方法とその製造方法に用いる脱炭焼鈍炉

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 青木 篤 ,  石田 敬 ,  古賀 哲次 ,  亀松 宏 ,  中村 朝幸 ,  永坂 友康
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-129282
公開番号(公開出願番号):特開2008-001979
出願日: 2007年05月15日
公開日(公表日): 2008年01月10日
要約:
【課題】方向性電磁鋼板の製造において、脱炭焼鈍の昇温過程の急速加熱領域を、誘導加熱装置を用いて制御して磁束密度の高い方向性電磁鋼板を安定して製造する方法を提案する。【解決手段】珪素鋼素材を、熱間圧延し、熱延板を焼鈍し、次いで一回の冷間圧延または焼鈍を介して複数の冷間圧延を施して最終板厚の鋼板とし、その鋼板を脱炭焼鈍した後、窒化処理し、焼鈍分離剤を塗布して仕上げ焼鈍を施すことにより方向性電磁鋼板を製造する際に、前記鋼板を脱炭焼鈍する際の昇温過程において、脱炭焼鈍炉内に複数の誘導加熱装置を直列に配置することにより、鋼板温度が550°Cから720°Cにある間の加熱速度の範囲を厳密に制御する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
珪素鋼素材を熱間圧延した後、焼鈍し、一回の冷間圧延または焼鈍を介して複数の冷間圧延を施して最終板厚の鋼板とし、その鋼板を脱炭焼鈍した後、焼鈍分離剤を塗布し、仕上げ焼鈍を施すとともに、脱炭焼鈍から仕上げ焼鈍の二次再結晶開始までの間に鋼板の窒素量を増加させる処理を施すことよりなる方向性電磁鋼板の製造方法において、 前記最終板厚の鋼板を脱炭焼鈍する際の昇温過程において、脱炭焼鈍炉内に直列に配置された複数の誘導加熱装置を用いて、鋼板温度が550°Cから720°Cにある間を40〜400°C/秒を満たす加熱速度で加熱することを特徴とする方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (8件):
C21D 9/46 ,  C21D 8/12 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/60 ,  C21D 1/42 ,  H01F 1/16 ,  B21B 3/02
FI (8件):
C21D9/46 501B ,  C21D8/12 B ,  C22C38/00 303U ,  C22C38/06 ,  C22C38/60 ,  C21D1/42 M ,  H01F1/16 B ,  B21B3/02
Fターム (32件):
4K033AA02 ,  4K033BA01 ,  4K033CA01 ,  4K033CA02 ,  4K033CA03 ,  4K033CA07 ,  4K033CA08 ,  4K033CA09 ,  4K033DA02 ,  4K033EA02 ,  4K033FA01 ,  4K033FA13 ,  4K033FA14 ,  4K033HA01 ,  4K033HA03 ,  4K033HA06 ,  4K033JA05 ,  4K033LA01 ,  4K033MA00 ,  4K033RA04 ,  4K033SA02 ,  4K033SA03 ,  4K033TA02 ,  4K033TA03 ,  4K033UA02 ,  5E041AA02 ,  5E041CA02 ,  5E041HB07 ,  5E041HB11 ,  5E041NN01 ,  5E041NN17 ,  5E041NN18
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (2件)

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