特許
J-GLOBAL ID:200903096587797111

誘導モータの制御装置及び制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-327274
公開番号(公開出願番号):特開平9-168291
出願日: 1995年12月15日
公開日(公表日): 1997年06月24日
要約:
【要約】【課題】 誘導モータの制御装置に関し、インバータのスイッチング回数の低減を図り、モータの制御性及び制御効率を向上させることを目的とする。【解決手段】 2レベルインバータを用いた誘導モータの制御系において、2レベルインバータ13aと、インバータにより制御される3相誘導モータ3と、3相誘導モータ3への1次電流を検出する電流検出部4b及び1次電圧を検出する電圧検出部4aと、検出した1次電流値及び1次電圧値を所定の処理をして2レベルインバータを制御するための瞬時空間磁束ベクトル形成部102とを有し、さらに電圧ベクトル改善部23をインバータ13aと瞬時空間磁束ベクトル形成部102との間に設けて構成される。このような構成により従来よりも少ないスイッチング回数で制御することができ、その結果スイッチング損失や歪み電圧を低減し、モータ制御性や制御効率を向上させることができる。
請求項(抜粋):
誘導モータに周期的に電圧ベクトルを印加する誘導モータの制御装置において、前記誘導モータへの1次電流を検出する電流検出手段と、前記誘導モータへの1次電圧を検出する電圧検出手段と、前記電流検出手段により検出された1次電流及び前記電圧検出手段により検出された1次電圧について所定の処理を行い、処理結果と磁束及びトルク指令値との差に基づき、周期的に1次磁束の位相、1次磁束の過不足、及びトルクの過不足を判定し、判定結果を基に電圧ベクトルを形成する瞬時空間磁束ベクトル形成手段と、前周期に出力した前記電圧ベクトルを記憶する記憶手段と、前記瞬時空間磁束ベクトル形成手段と前記記憶手段の出力を受け、現周期にて前記瞬時空間磁束ベクトル形成手段により形成した電圧ベクトルを基に、誘導モータに対して大きさと方向が同じ電圧ベクトルの中から、前記記憶手段から前周期にて出力した電圧ベクトルからのスイッチング回数が最も少ない電圧ベクトルを、現周期において出力する最適電圧ベクトルとして選択する電圧ベクトル選択手段と、を具備することを特徴とする誘導モータの制御装置。
IPC (2件):
H02P 5/41 302 ,  H02P 21/00
FI (2件):
H02P 5/41 302 D ,  H02P 5/408 H
引用特許:
審査官引用 (4件)
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