特許
J-GLOBAL ID:200903096600136812

電動流量制御弁

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-085369
公開番号(公開出願番号):特開2003-278934
出願日: 2002年03月26日
公開日(公表日): 2003年10月02日
要約:
【要約】【課題】 固定コイルの吸引によりロータが偏心したり傾くのを防ぐと共に、弁体を首振り状態にて回転させて弁座面に確実に着座させることを目的とする。【解決手段】 上部と下部にそれぞれ弁座と弁体からなる絞り弁部I、IIを構成させた電動流量制御弁において、ロータをシャフトに遊嵌状に嵌着させることにより、ロータ34が固定コイル38に吸引されるときの偏心や傾きを抑え、ロータと係合する弁体35,36が弁座面に確実に着座することができるようにする。また、弁座シート面に切削により一体的に形成されていた独立円盤状の凸部を、プレス成形等の加工による三つ葉形状とすると共に凸部の中心を繋ぐサークル径を小さくして弁体の小型化を図る。弁体並びに弁座の摺動面に0.05〜0.10°の傾斜面をつけ極めて緩やかな円錐形状とすることにより、弁座と弁体の摺動面を線接触させて両者の摺動抵抗を小さくする。
請求項(抜粋):
筒状ケース(31)の上端部と下端部にそれぞれ上弁座シート(32)と下弁座シート(33)を設けると共に外周に固定コイル(38)を配置させ、前記筒状ケース(31)内にはロータ(34)及びロータの上部と下部に離接し該ロータと一体的に回動する上弁体(35)及び下弁体(36)をステッピングモーター等の駆動手段によって可逆的に作動させ、前記の上弁体(35)と上弁座シート(32)により上流側の絞り弁部(41)を構成させ、また下弁体(36)と下弁座シート(33)により下流側の絞り弁部(42)を構成させることにより、該弁体の回動により流体の流れ方向に応じて2つの絞り弁部の何れかの開度を制御することにより、ヒートポンプ式冷凍サイクルの冷媒通過量を調整し、冷凍サイクルの能力制御を行う電動流量制御弁であって、前記上弁体(35)及び下弁体(36)をシャフト(37)にて遊嵌状に支持させると共に、一方、前記ロータ(34)の中心部にはリブ(34d)を介してボス部(34e)を設け、該ボス部(34e)を前記シャフト(37)にて遊嵌状に支持するようにしたことを特徴とする電動流量制御弁。
IPC (4件):
F16K 31/04 ,  F16K 3/06 ,  F16K 3/08 ,  F25B 41/06
FI (4件):
F16K 31/04 K ,  F16K 3/06 A ,  F16K 3/08 ,  F25B 41/06 C
Fターム (21件):
3H053AA02 ,  3H053AA03 ,  3H053AA25 ,  3H053AA32 ,  3H053AA35 ,  3H053BA02 ,  3H053BA05 ,  3H053BA12 ,  3H053BC09 ,  3H053CA01 ,  3H053DA12 ,  3H062AA07 ,  3H062AA15 ,  3H062BB28 ,  3H062BB30 ,  3H062BB33 ,  3H062CC02 ,  3H062DD01 ,  3H062EE07 ,  3H062HH04 ,  3H062HH08
引用特許:
出願人引用 (11件)
  • 電動流量制御弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-213711   出願人:太平洋工業株式会社
  • ステッピングモータ用ロータおよびその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-033483   出願人:富士電気化学株式会社
  • ディスクバルブ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-194773   出願人:エヌティエヌ株式会社, 株式会社ケーブイケー
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審査官引用 (11件)
  • 電動流量制御弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-213711   出願人:太平洋工業株式会社
  • ステッピングモータ用ロータおよびその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-033483   出願人:富士電気化学株式会社
  • ディスクバルブ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-194773   出願人:エヌティエヌ株式会社, 株式会社ケーブイケー
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