特許
J-GLOBAL ID:200903096640556113
正面フライス用のスローアウェイチップ
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-339160
公開番号(公開出願番号):特開平8-174327
出願日: 1994年12月27日
公開日(公表日): 1996年07月09日
要約:
【要約】【目的】 コーナ角がほぼ0 ゚となる直角肩削り用の正面フライスに装着されるスローアウェイチップの切削性能の改善を図る。【構成】 正方形をなすポジタイプのスローアウェイチップ1において、切れ刃部はボス面4より低位に配設される。主切れ刃5とコーナ刃6との間には中凸状円弧をした副切れ刃7を、主切れ刃5となす角度δが0.5 ゚〜2 ゚となるように形成する。主切れ刃5は、コーナ刃6より離間するにしたがい、一定範囲内で次第に低位にあるようにする。ブレーカ溝8の断面形状は、主切れ刃5より中央部に向かい次第に低位となるように傾斜する傾斜面9と、ボス面4に向かって立ち上がる傾斜面とにより形成し、この傾斜面上には略円形状の凹部11を並設する。また、段付き傾斜面としてもよい。
請求項(抜粋):
コーナ角γがほぼ0 ゚となるように形成された直角肩削り用の正面フライス14に装着されるスローアウェイチップであって、正方形平板状の形状を有し、その外周には逃げの付与されたポジタイプのスローアウェイチップにおいて、前記スローアウェイチップ1の上面2は、中央部に配設されたボス面4と、その外側に前記ボス面4より僅かに低位にあるように配設された切れ刃部とによって構成され、前記切れ刃部は、外縁の4辺からなる主切れ刃5と、隅部に形成される円弧状のコーナ刃6と、前記主切れ刃5とコーナ刃6との間にあって正面フライス14に装着されたときに正面切れ刃となる側には主切れ刃5となす角度δが0.5 ゚〜2 ゚となるように形成された中凸状円弧からなる副切れ刃7と、前記各切れ刃に沿うブレーカ溝8とからなり、前記ブレーカ溝8は、少なくとも、主切れ刃5より中央部に向かい次第に低位となるように傾斜する傾斜面9と、ボス面4に向かって立ち上がる傾斜面とにより形成されるとともに、主切れ刃5は、コーナ刃6より離間するにしたがい、一定範囲内において次第に低位にあるように形成されていることを特徴とする正面フライス用のスローアウェイチップ。
IPC (2件):
引用特許:
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