特許
J-GLOBAL ID:200903096737464981

二酸化炭素分離装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 政木 良文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-209817
公開番号(公開出願番号):特開2008-036464
出願日: 2006年08月01日
公開日(公表日): 2008年02月21日
要約:
【課題】 100°C以上の高温及び加圧条件下において十分な膜性能を発揮可能なCO2促進輸送膜を用いた二酸化炭素分離装置を提供する。【解決手段】 所定の主成分ガスに少なくとも二酸化炭素と水蒸気が含まれる原料ガスをCO2促進輸送膜10の原料側面に100°C以上の供給温度で供給して、CO2促進輸送膜10を透過した二酸化炭素を透過側面から取り出す二酸化炭素分離装置であって、CO2促進輸送膜10が、ポリビニルアルコール-ポリアクリル酸共重合体ゲル膜に2,3-ジアミノプロピオン酸を添加して形成されたCO2促進輸送膜であり、CO2促進輸送膜に供給される原料ガスの全圧を、原料ガス中の水蒸気分圧を供給温度で決定される飽和水蒸気圧で除した比で規定される水蒸気飽和度が0.3以上0.6以下の範囲内で設定された下限飽和度となる圧力以上、水蒸気飽和度が1となる圧力以下の圧力に調整する圧力調整手段15を備える。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
所定の主成分ガスに少なくとも二酸化炭素と水蒸気が含まれる原料ガスをCO2促進輸送膜の原料側面に100°C以上の供給温度で供給して、前記CO2促進輸送膜を透過した二酸化炭素を透過側面から取り出す二酸化炭素分離装置であって、 前記CO2促進輸送膜が、ポリビニルアルコール-ポリアクリル酸共重合体ゲル膜に2,3-ジアミノプロピオン酸を添加して形成されたCO2促進輸送膜であり、 前記CO2促進輸送膜に供給される前記原料ガスの全圧を、前記原料ガス中の水蒸気分圧を前記供給温度で決定される飽和水蒸気圧で除した比で規定される水蒸気飽和度が0.3以上0.6以下の範囲内で設定された下限飽和度となる圧力以上、前記水蒸気飽和度が1となる圧力以下の圧力に調整する圧力調整手段を備えることを特徴とする二酸化炭素分離装置。
IPC (6件):
B01D 61/38 ,  C01B 3/56 ,  C01B 31/20 ,  B01D 69/00 ,  B01D 53/22 ,  C01B 3/48
FI (6件):
B01D61/38 ,  C01B3/56 Z ,  C01B31/20 B ,  B01D69/00 500 ,  B01D53/22 ,  C01B3/48
Fターム (25件):
4D006GA42 ,  4D006HA41 ,  4D006MA03 ,  4D006MA18 ,  4D006MB04 ,  4D006MB09 ,  4D006MB15 ,  4D006MC30 ,  4D006NA45 ,  4D006NA49 ,  4D006PA02 ,  4D006PB19 ,  4D006PB64 ,  4D006PB65 ,  4G140EB33 ,  4G140EB37 ,  4G140FA06 ,  4G140FB04 ,  4G140FC01 ,  4G140FD05 ,  4G140FE04 ,  4G146JA02 ,  4G146JB10 ,  4G146JC11 ,  4G146JC12
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (6件)
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