特許
J-GLOBAL ID:200903096866675468

アンチロックブレーキ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-215097
公開番号(公開出願番号):特開平11-048937
出願日: 1997年08月08日
公開日(公表日): 1999年02月23日
要約:
【要約】【課題】アンチロックブレーキ制御におけるブレーキ圧の応答性を向上させる。【解決手段】 車輪速度の振動特性を表す微小ゲインGd と基準ゲインGs との差を0に一致させるための入力指令を演算する制御部20と、共振周波数でのブレーキ圧微小励振指令を出力すると共に、入力指令を増圧・減圧時間の制御指令に変換する指令変換部21と、これらの指令により増圧・減圧時間を調整することでブレーキ圧を制御するABSアクチュエータ22と、実際の平均ブレーキ圧を推定する平均ブレーキ圧推定部23と、推定された平均ブレーキ圧と入力指令に対応するブレーキ圧との差に応じた補償指令を演算する補償器24と、補償指令と入力指令とを加算する加算器26と、から構成する。実際の平均ブレーキ圧に応じて補償器24で演算された補償指令が、入力指令に加算されて指令変換部21に入力されるので、指令信号に対する平均ブレーキ圧の応答性が向上する。
請求項(抜粋):
入力指令に応じて平均ブレーキ圧を制御する制御バルブと、所定周波数でブレーキ圧を微小励振する微小励振手段と、前記微小励振手段によりブレーキ圧が微小励振されたときの車輪速度の振動特性を検出する第1の検出手段と、前記第1の検出手段により検出された車輪速度の振動特性に基づいて、車輪と路面との間の摩擦係数が略ピーク値となるスリップ率以下のスリップ率となるような前記制御バルブへの入力指令を演算する制御手段と、を有するアンチロックブレーキ制御装置であって、前記制御手段により演算された入力指令に対する前記制御バルブの応答としての実際の平均ブレーキ圧を検出する第2の検出手段と、演算された入力指令に対応する平均ブレーキ圧と前記第2の検出手段により検出された実際の平均ブレーキ圧との差を低減するための補償指令を演算し、該補償指令によって前記入力指令を補償する補償手段と、を備えたことを特徴とするアンチロックブレーキ制御装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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