特許
J-GLOBAL ID:200903096896177853

移動通信システム、基地局装置、移動端末およびハンドオーバ制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-163539
公開番号(公開出願番号):特開平11-355829
出願日: 1998年06月11日
公開日(公表日): 1999年12月24日
要約:
【要約】【課題】強電界検出時のみならず、通話品質劣化時においてもハンドオーバを行うことにより、通話品質の回復を図るとともに、スケルチ断となる通信チャネルの喪失を抑制して呼損率を低減させる。【解決手段】基地局は通信中に周辺セクタのパイロットチャネルの受信レベルRを移動局に測定させ(S101)、測定したRを受信する(S102)。更に通信中セクタの通話品質Qを移動局に測定させ、自らも通話品質Q’の測定を行い(S103)、測定したQを受信する(S104)。Q、Q’とあらかじめ定めた基準値Q1とを各々比較した結果に応じて、同時通信モードを入切するための基準となるあらかじめ定めたR1をより小さな値R2に変更し、周辺セクタのRがR2より大きいセクタを新たに移動局に接続させて同時通信モードに入り(S107)、同時通信中セクタのQ、Q’が、あらかじめ定めた基準値Q2(Q2<Q1)より劣化した場合(S110)、当該セクタに対する回線を切断する(S114)。
請求項(抜粋):
符号分割多元接続により無線通信を行う移動端末と基地局とを備える移動通信システムにおいて、前記基地局は、通信中の移動端末から、当該基地局との無線通信の通話品質と、当該基地局の周辺にある他の基地局との無線通信の受信レベルとを受信する受信手段と、前記受信手段で受信した通話品質が、あらかじめ定めた基準通話品質より悪い場合に、あらかじめ定めた第1の基準受信レベルより小さいあらかじめ定めた第2の基準受信レベルに変更する変更手段と、前記受信手段で受信した、他の基地局との無線通信の受信レベルが前記変更手段により変更された前記第2の基準受信レベルより大きい受信レベルである基地局と同時通信を行うよう指示する同時通信指示手段とを備え、前記移動端末は、通信中の基地局との無線通信の通話品質と、当該基地局の周辺にある他の基地局との無線通信の受信レベルとを測定する測定手段と、前記測定手段により測定された当該基地局との無線通信の通話品質と、当該基地局の周辺にある他の基地局との無線通信の受信レベルとを前記通信中の基地局に送信する送信手段と、前記同時通信手段により指示されたときに、指示された基地局と同時通信を行う通信手段とを備えることを特徴とする移動通信システム。
IPC (2件):
H04Q 7/22 ,  H04J 13/00
FI (2件):
H04B 7/26 108 A ,  H04J 13/00 A
引用特許:
審査官引用 (4件)
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