特許
J-GLOBAL ID:200903096947140240
ヒートポンプ式加熱装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
矢作 和行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-282309
公開番号(公開出願番号):特開2006-097930
出願日: 2004年09月28日
公開日(公表日): 2006年04月13日
要約:
【課題】 除霜運転と流体加熱運転とを並行して行う。【解決手段】 制御装置200は、可変式膨張弁30と電磁開閉弁61との開度を調節して、ホットガスバイパス流路60を介して圧縮機10が吐出する高温高圧冷媒を冷媒蒸発器40に供給して冷媒蒸発器40に発生した霜を除去する除霜運転と、圧縮機10が吐出する高温高圧冷媒を冷媒蒸発器20に供給して流体を加熱する流体加熱運転とを同時に行う。 これにより、貯湯式給湯装置に利用した場合、除霜運転中に給湯用水加熱を行うことができるため、除霜運転前に水配管R2内の給湯用水加熱(凍結防止)運転を行う必要が無くなり、除霜のための時間が短くなり、貯湯タンク70への沸き上げ時間も短くすることができる。また、床暖房などの暖房装置に利用した場合、除霜運転中にブライン加熱を行うことができるため、熱源水が途切れて暖房フィーリングを悪くするということを防ぐことができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
低温側の熱を高温側に移動させて流体を加熱する蒸気圧縮式のヒートポンプサイクルを用いた加熱装置であり、
冷媒を吸入圧縮する圧縮機(10)と、
前記圧縮機(10)が吐出する高温高圧冷媒と被加熱流体とを熱交換させる高圧側熱交換器(20)と、
前記高圧側熱交換器(20)から流出した冷媒を等エンタルピ的に減圧膨脹させるとともに、その絞り開度を可変できる可変式減圧手段(30)と、
前記可変式減圧手段(30)にて減圧された低圧冷媒を蒸発させる低圧側熱交換器(40)とを環状に接続した冷媒回路(R1)と、
前記圧縮機(10)の吐出側と前記高圧側熱交換器(20)との間から分岐して、前記可変式減圧手段(30)と前記低圧側熱交換器(40)との間に接続したホットガスバイパス流路(60)と、
前記ホットガスバイパス流路(60)の流通を制御する開閉手段(61)と、
上記各機器の作動を制御する制御手段(200)とを有し、
前記制御手段(200)は、前記可変式減圧手段(30)と前記開閉手段(61)との開度を調節して、前記ホットガスバイパス流路(60)を介して前記圧縮機(10)が吐出する高温高圧冷媒を前記低圧側熱交換器(40)に供給して前記低圧側熱交換器(40)に発生した霜を除去する除霜運転と、前記圧縮機(10)が吐出する高温高圧冷媒を前記高圧側熱交換器(20)に供給して流体を加熱する流体加熱運転とを同時に行うことを特徴とするヒートポンプ式加熱装置。
IPC (5件):
F25B 1/00
, F24H 1/00
, F25B 30/02
, F25B 47/02
, F24D 3/18
FI (8件):
F25B1/00 101H
, F25B1/00 389A
, F25B1/00 395Z
, F24H1/00 611F
, F25B30/02 H
, F25B30/02 J
, F25B47/02 530P
, F24D3/08 H
Fターム (7件):
3L070AA02
, 3L070BB14
, 3L070BC02
, 3L070DE07
, 3L070DF03
, 3L070DF07
, 3L070DG05
引用特許:
出願人引用 (2件)
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貯湯式給湯器
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-093975
出願人:株式会社デンソー
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蒸気圧縮式冷凍機
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-152287
出願人:株式会社デンソー
審査官引用 (2件)
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空気調和機
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-091477
出願人:株式会社東芝
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ヒートポンプ式給湯機
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-019506
出願人:ダイキン工業株式会社
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