特許
J-GLOBAL ID:200903097207607427
血液浄化装置及び返血方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
越川 隆夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-328104
公開番号(公開出願番号):特開2005-087610
出願日: 2003年09月19日
公開日(公表日): 2005年04月07日
要約:
【課題】 透析液を逆濾過させつつ血液ポンプを逆回転させて返血させるものにおいても、動脈側ドリップチャンバの濾過手段に付着した血栓等が患者の体内に戻ってしまうのを回避できるとともに、接続の変更等を不要として作業性を向上させることができ、且つ、回路の取り回しが必要になるほど構成が複雑となることを回避することができる血液浄化装置及び返血方法を提供する。【解決手段】 血液ポンプ5を逆回転させて、逆濾過した透析液をダイアライザ1から排出させることにより、中空糸膜内、動脈側ドリップチャンバ8を含む動脈側血液回路3、及び静脈側血液回路4内に残留した血液を患者に返血し得る透析装置であって、動脈側ドリップチャンバ8における透析治療時に血液が流れる方向、及び返血時に残留血液及び透析液が流れる方向を同一にする四方弁10を動脈側血液回路3に具備したものである。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
血液を浄化するための血液浄化膜を介して患者の血液が流れる血液流路及び透析液が流れる透析液流路が形成された血液浄化手段と、
該血液浄化手段の血液流路入口に接続され、途中に血液ポンプが配設され得るとともに、当該血液ポンプの駆動により患者の体内から血液を前記血液浄化手段に送り込むための動脈側血液回路と、
前記血液浄化手段の血液流路出口に接続され、当該血液浄化手段にて浄化された血液を患者の体内に戻すための静脈側血液回路と、
前記動脈側血液回路の途中に接続され、濾過手段を備えた動脈側ドリップチャンバと、
前記血液浄化手段の透析液流路入口及び出口に接続された透析液導入ライン及び透析液排出ラインと、
を備え、血液浄化治療した後に、透析液流路から透析液を逆濾過するとともに前記血液ポンプを駆動させて、逆濾過した透析液を血液流路の入口及び出口からそれぞれ排出させることにより、前記血液浄化手段の血液流路、動脈側ドリップチャンバを含む動脈側血液回路、及び静脈側血液回路内に残留した血液を患者の体内に戻し得る血液浄化装置において、
血液浄化治療時に前記動脈側ドリップチャンバ内を流れる血液の方向、及び返血時に前記動脈側ドリップチャンバ内を流れる残留血液及び透析液が流れる方向を同一にする流動方向変換手段を前記動脈側血液回路に具備したことを特徴とする血液浄化装置。
IPC (1件):
FI (2件):
A61M1/14 530
, A61M1/14 510
Fターム (12件):
4C077AA05
, 4C077BB01
, 4C077CC08
, 4C077CC09
, 4C077DD13
, 4C077EE01
, 4C077EE03
, 4C077EE04
, 4C077JJ02
, 4C077JJ03
, 4C077JJ09
, 4C077JJ22
引用特許:
出願人引用 (3件)
審査官引用 (5件)
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