特許
J-GLOBAL ID:200903000378891456

流体ラインの漏れを検出するための方法および装置本願は、2001年7月7日に出願された米国特許出願第09/900,362号の優先権を主張するものである。

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小野 由己男 ,  稲積 朋子
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-512663
公開番号(公開出願番号):特表2005-525129
出願日: 2002年07月08日
公開日(公表日): 2005年08月25日
要約:
透析などの体外血液処置の自動化において懸念される最も大きな安全性上の問題の1つが、血液の漏れである。こうしたシステムでは、血液を高速で引抜くため、血液回路の健全性が損なわれると大惨事になりかねない。周知で最も信頼性の高い漏れ検出方法は、血液ライン内に侵入した空気を検出することであるが、これは、陰圧下にある血液ラインにおいてのみ有効な方法である。本発明によれば、血液の戻りライン内に、短時間の間、または50%のデューティーサイクルなどで定期的に陰圧を発生させて空気をその中に引込み、空気センサで漏れを発見することにより、戻りラインに対する漏れ検出器の機能を得ることができる。普段、戻りラインは陽圧下にあるが、この陰圧サイクルの間は、戻りラインに漏れ口や断路があればそこから空気が引き込まれる。この空気が検出されると、システムは遮断され、警報が発せられる。
請求項(抜粋):
患者に血液を供給する血液回路の健全性が損なわれたことを検出する方法であって、 第1の時間に、前記回路に陽圧(ゲージ圧)を印加しながら、前記回路を通じて患者に血液を送出するステップと、 第2の時間に、前記血液回路に陰圧を印加するステップと、 前記陰圧の印加と漏れがあることとにより前記第2の時間に前記液体回路に侵入した空気を検出できるように、前記第2の時間の少なくとも一部で、または前記第2の時間が終了した後、前記血液回路内の空気を検出するステップと、 を含む方法。
IPC (1件):
A61M1/36
FI (1件):
A61M1/36 520
Fターム (12件):
4C077AA05 ,  4C077BB01 ,  4C077BB02 ,  4C077CC08 ,  4C077DD23 ,  4C077DD24 ,  4C077EE01 ,  4C077HH03 ,  4C077HH07 ,  4C077HH21 ,  4C077JJ18 ,  4C077KK17
引用特許:
審査官引用 (10件)
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