特許
J-GLOBAL ID:200903097462699378

原子炉圧力容器内構造物の撤去方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-195974
公開番号(公開出願番号):特開2001-021689
出願日: 1999年07月09日
公開日(公表日): 2001年01月26日
要約:
【要約】【課題】 作業時間の短縮と作業員の被曝低減を図る。【解決手段】 原子炉圧力容器内構造物の細断片14を収納した収納容器9をドライヤセパレータプール2から引き上げ、当該収納容器9をオペレーションフロア10に設置された遮蔽容器12内に収納して密封するようにした。この遮蔽容器12は、オペレーションフロア10上のエリア遮蔽架台11内に設置されている。このことにより、遮蔽容器12表面に対する汚染が大幅に低減される。この場合、収納容器9の引き上げから遮蔽容器12への収納までの間、収納容器9を昇降移送手段16の遮蔽筒15内に収納された状態にすることで、遮蔽容器12に収納するまでの収納容器9に対する遮蔽が図られている。
請求項(抜粋):
原子炉圧力容器内から取り出された原子炉圧力容器内構造物の切断片を、前記圧力容器近傍のプール内で、所定の収納容器に収納可能な大きさに細断する細断工程と、この細断片を、前記プール内に設置された前記収納容器内に収納する細断片収納工程と、遮蔽筒を有する昇降移送手段によって、前記収納容器を前記プール内から前記遮蔽筒内へ引き上げる引き上げ工程と、前記昇降移送手段によって前記収納容器を、前記遮蔽筒内に収納したまま、前記プール近傍のオペレーションフロアに設置された遮蔽容器上まで移送する移送工程と、前記昇降移送手段によって前記収納容器を、前記遮蔽筒内から降下させて前記遮蔽容器内へ収納する容器収納工程と、前記収納容器を収納した前記遮蔽容器に遮蔽蓋を取り付け、当該遮蔽容器を密封する密封工程と、密封された前記遮蔽容器の表面に対して、必要な除染を含む後処理を施す後処理工程と、後処理が施された前記遮蔽容器を、炉外へ搬出する搬出工程とを備えたことを特徴とする原子炉圧力容器内構造物の撤去方法。
IPC (3件):
G21F 9/30 ,  G21F 9/30 535 ,  G21C 19/02
FI (3件):
G21F 9/30 T ,  G21F 9/30 535 C ,  G21C 19/02 J
引用特許:
審査官引用 (10件)
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