特許
J-GLOBAL ID:200903097631680037

通信相手認証方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 精孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-264452
公開番号(公開出願番号):特開平10-112707
出願日: 1996年10月04日
公開日(公表日): 1998年04月28日
要約:
【要約】【課題】 チャレンジ・アンド・レスポンス制御における相互認証用データ操作則を推定される恐れの少ない通信相手認証方法及びその装置を提供する。【解決手段】 認証装置において被認証デバイスからそのID情報及び内部状態を推定する手がかりになる状態番号等を読み込み、該被認証デバイスのID及びその内部状態を特定し、相互認証用データ操作則を特定し、データの照合を行うことにより、通信相手の正当性の推定を可能とするとともに、該照合を行う毎に認証装置及び被認証デバイスの双方において相互認証用データ操作則を遷移させることにより、交信内容の蓄積による該相互認証用データ操作則の不正な推定を困難とする。
請求項(抜粋):
互いに通信可能な認証装置と被認証デバイスとの間でチャレンジ・アンド・レスポンス制御法により通信相手を認証する通信相手認証方法において、認証装置及び被認証デバイスに、入力信号から返答信号を生成する複数の演算処理よりなりその内容や順序が被認証デバイス毎に異なるとともに被認証デバイスの内部状態に応じて遷移する相互認証用データ操作則と、被認証デバイスIDとを共有させ、認証装置が、被認証デバイスからそのID情報及び内部状態を推定する手がかりになる状態番号等を読み込み、該被認証デバイスのID及びその内部状態を特定し、相互認証用データ操作則を特定する工程と、認証装置が、ランダムあるいは任意のデータを発生し、これを被認証デバイスに送信する工程と、認証装置が、前記発生データを前記特定した相互認証用データ操作則に従って照合用データに変換する工程と、被認証デバイスが、認証装置から受信したデータを、その時の相互認証用データ操作則に従ってレスポンスデータに変換して認証装置に送信する工程と、被認証デバイスが、該被認証デバイス内の相互認証用データ操作則を遷移させる工程と、認証装置が、被認証デバイスから受信したレスポンスデータと前記照合用データとを照合し、前記被認証デバイスの正当性を推定する工程と、認証装置が、正当とみなした時、該認証装置内の該当する被認証デバイス対応の相互認証用データ操作則を遷移させる工程とを備えたことを特徴とする通信相手認証方法。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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