特許
J-GLOBAL ID:200903098055448529

黄斑カロチノイドレベルの測定法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-539772
公開番号(公開出願番号):特表2001-517978
出願日: 1998年03月11日
公開日(公表日): 2001年10月09日
要約:
【要約】本発明は生体組織中の斑紋色素のレベルを測定するのに使用する新規にして有用な方法及び装置を指向する。特に、本発明の方法及び装置は黄斑カロチノイドのレベルを健康な組織を冒すことのない、迅速な、客観的測定法を提供し、更に、多くの人々に適用可能な価値ある診断情報を提供する。本発明は黄斑カロチノイド色素やその他の網膜物質のレベルを測定する。単色レーザー光は網膜上、好ましくは黄斑領域に投射される。次いで非常に感度のよい探知システムが網膜からの散乱光を探知する。光の大部分はレイリー散乱として知られた方式でレーザーと同じ波長で弾性散乱する。極めて小部分のレーザー光はラマン散乱として知られた方式でレーザーの波長と異なった波長で非弾性散乱する。ラマン散乱光は選択されて次いで探知システムに送られ、そこで得られた結果は試験される特別な網膜物質に対する実際の標準に対して較正される。
請求項(抜粋):
黄斑カロチノイドのレベルの次の工程を含む測定方法。 a.探知される黄斑カロチノイドに対する波長遷移をもったラマン応答を生じ b.該光源から黄斑カロチノイドのレベルを測定すべき目の斑紋組織上に、該 斑紋組織の光凝固又は破壊を生ぜず前記黄斑カロチノイドのレベルを変えな い強度を有する光を指向する工程; c.前記斑紋組織からの弾性散乱光及び定量し得る強度を有する非弾性散乱光 を含む散乱光を集める工程; d.前記弾性散乱光をフィルターして除去する工程;及び e.前記非弾性散乱光の強度を定量する工程。
引用特許:
審査官引用 (5件)
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