特許
J-GLOBAL ID:200903098107543827

液面プラズマ反応による気相-液相混合装置および気相-液相反応方法並びにアンモニアおよび水素の生成と、有機溶媒への窒素固定方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-379886
公開番号(公開出願番号):特開2005-139052
出願日: 2003年11月10日
公開日(公表日): 2005年06月02日
要約:
【課題】 本発明は、液状を呈する有機溶媒を使用してプラズマによって有機溶媒の化学結合を解離すること、そして有機溶媒の供給およびプラズマ化を容易に行うことができるようにすることによって分子レベルでの気相-液相混合物を形成することのできる気相-液相混合装置および気相-液相混合方法を提供する。 【解決手段】 容器に少なくとも窒素を含む雰囲気ガスを封入し、該容器内に配設されたマイナス電極とプラス電極との間にギャップを形成して電位差を印加し、プラス電極の先端面に液状を呈し、誘電性とされた有機溶媒の供給装置から構造式に水素原子を含む有機溶媒を供給し、プラス電極の先端面に供給した有機溶媒を電位差あるいは電磁力によってマイナス電極へ引き寄せ、その間にマイナス電極から照射される電子線と衝突させて有機溶媒の水素原子を化学結合から解離し、雰囲気ガス中に水素ガスを含有させ、かつ雰囲気ガスのガス分子から窒素原子を解離し、前記水素原子を解離した有機溶媒に解離した窒素原子を化学反応させることを行う。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
内部に少なくとも窒素あるいはアルゴン(Ar)を含む雰囲気ガスを擁して密封された容器と、該容器内に、金属プローブからなるマイナス電極と、かつ誘電性の液相もしくはゼリー相を呈する有機溶媒に接触するプラス電極を配設し、マイナス電極と有機溶媒との間にギャップを形成し、前記マイナス電極から前記ギャップに電子線を放出し、かつ前記ギャップにプラズマを形成し、前記電子線を該有機溶媒と雰囲気ガスのガス分子に衝突させて有機溶媒と雰囲気ガスの分子の構造の破壊を行うプラズマ発生装置を設けたことを特徴とする気相-液相混合装置。
IPC (4件):
C01C1/02 ,  B01J19/08 ,  C01B3/24 ,  H05H1/24
FI (4件):
C01C1/02 A ,  B01J19/08 E ,  C01B3/24 ,  H05H1/24
Fターム (14件):
4G075AA05 ,  4G075AA13 ,  4G075AA62 ,  4G075BA01 ,  4G075BA06 ,  4G075BB05 ,  4G075BD13 ,  4G075CA24 ,  4G075CA39 ,  4G075CA47 ,  4G075CA57 ,  4G075CA63 ,  4G075EC21 ,  4G140DB04
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (3件)

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