特許
J-GLOBAL ID:200903098289858682

スクロール式流体機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-199426
公開番号(公開出願番号):特開2009-036048
出願日: 2007年07月31日
公開日(公表日): 2009年02月19日
要約:
【課題】 相手方の鏡板に対するシール部材の押付け力を全長に亘って適正にし、シール性を向上すると共に、運転時の摩擦抵抗を小さくする。【解決手段】 チップシール20には、シール溝7の溝底面7Aに対面する最外径側の1巻に軸方向に長寸となるように突出させて長寸シール部22を設け、チップシール25には、同様に長寸シール部27を設ける。これにより、各長寸シール部22,27によりチップシール20,25の外径側の1巻をシール溝7,12から突出させる構成とした。従って、外径側の圧縮室17の圧力が低い場合でも、各長寸シール部22,27はチップシール20,25の最外径側の1巻を鏡板9,4に押付けることができ、シール性を向上することができる。また、チップシール20,25のうち、外径側の必要な部位だけを押付けることで摩擦抵抗を小さくできる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
鏡板の内径側から外径側に向けて渦巻状に巻回されたラップ部が軸方向に立設された一方のスクロールと、 該一方のスクロールに対向して設けられ鏡板に該一方のスクロールのラップ部と重なり合う渦巻状のラップ部が軸方向に立設された他方のスクロールと、 前記各スクロールのラップ部のうち少なくとも一方のラップ部の歯先面に開口して設けられた渦巻状のシール溝と、 該シール溝内に装着されて相手方の鏡板に摺接するシール部材とを備えてなるスクロール式流体機械において、 前記シール部材には、前記シール溝の溝底面に対面する面の一部を軸方向に長寸となるように突出させた長寸シール部を設け、 前記シール部材は、装着時に前記長寸シール部によって前記シール溝から突出する構成としたことを特徴とするスクロール式流体機械。
IPC (1件):
F04C 18/02
FI (1件):
F04C18/02 311T
Fターム (7件):
3H039AA03 ,  3H039AA12 ,  3H039BB15 ,  3H039BB28 ,  3H039CC02 ,  3H039CC03 ,  3H039CC31
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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