特許
J-GLOBAL ID:200903098310908482

硬化性シリコーンレジン及び硬化物の各製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-174157
公開番号(公開出願番号):特開平11-021353
出願日: 1997年06月30日
公開日(公表日): 1999年01月26日
要約:
【要約】【課題】 高温でも弾性率の低下しないシリコーンレジン硬化物及びその原料となり、貯蔵安定性にすぐれた硬化性シリコーンレジンの各製造方法を提供する。【解決手段】 平均構造が、一般式〔R2Si(OH)O1/2a 〔R2Si02/2b 〔RSi(OH)O2/2 c 〔RSiO3/2 d〔R:1価の炭化水素基、a≧0,b>0,c>0,d>0,a+b+c+d=1,(a+b)/(c+d)=0.001〜1.0,c/(c+d)=0.12〜0.35〕で示される硬化性シリコーンレジンを、含酸素有機溶媒と水の2相媒体中で式RX3 〔R:上と同じ、X:ハロゲン〕及びY(SiR2 O)e SiR2 Y〔Y:ハロゲン、OH又はH;e=0〜300;R:上と同じ〕で示される化合物を加水分解縮合して作る。こうして得られたレジンを加熱などにより硬化させる。
請求項(抜粋):
平均構造が一般式〔R2 Si(OH)O1/2 a 〔R2 SiO2/2 b 〔RSi(OH)O2/2c 〔RSiO3/2 d〔Rはそれぞれ独立に一価の炭化水素基であり、a,b,c及びdは次の各条件を満たすものである。(1)a+b+c+d=1(但し、aは0または正の数で、b,c,dは正の数である。)(2)0.001≦(a+b)/(c+d)≦1.0(3)0.12≦c/(c+d)≦0.35〕で示される硬化性シリコーンレジンを、下記(a)と(b)からなる2相反応系にて、下記(A)と(B)の加水分解および縮合を行うことにより製造する方法。(a)次の?@又は?A、?@ 含酸素有機溶媒?A 含酸素有機溶媒と炭化水素溶媒とからなる混合溶媒(但し、容量比は該混合溶媒100容量部中、炭化水素溶媒が50容量部以下である)、 (b)下記(A)及び(B)の化合物中のハロゲン原子1モルに対して、1.8グラム当量以下の水溶性無機塩基または緩衝能を有する弱酸の塩を含むかまたは含まない水、(A)式RSiX3 (Rは上記と同じ意味であり、Xはハロゲン原子である。)で示されるオルガノトリハロシラン、(B)式Y(SiR2 O)e SiR2 Y(Yはハロゲン原子、水酸基、水素から選ばれる一種以上、eは0または300以下の正の数であり、Rは上記と同じ意味である)で示される2官能性ジオルガノシランまたは両末端に官能基を有するジオルガノポリシロキサン。
IPC (3件):
C08G 77/16 ,  C08G 77/06 ,  C08G 77/44
FI (3件):
C08G 77/16 ,  C08G 77/06 ,  C08G 77/44
引用特許:
出願人引用 (10件)
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審査官引用 (10件)
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