特許
J-GLOBAL ID:200903098325960944

アクティブ制振制御システム及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 市東 篤 ,  市東 禮次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-058361
公開番号(公開出願番号):特開2008-225526
出願日: 2007年03月08日
公開日(公表日): 2008年09月25日
要約:
【課題】制振対象及び制振装置の特性に応じた制御パラメタを自動的に設計・調整できるアクティブ制振制御システム及びプログラムを提供する。 【解決手段】制振制御システム5の制御部14を、制振対象9の固有振動数fn以上又は以外の周波数を遮断するフィルタ処理部15と、アクチュエータ・制御対象・センサ全体のオープンループの位相特性φを補償する位相補償処理部16と、ゲインkcの乗算処理部17とで構成する。位相補償特性設定部20により、アクチュエータ加振信号とセンサ入力信号との位相ずれからオープンループ位相特性φを検出して位相補償処理部16に設定する。フィルタ特性設定部22により、カットオフ周波数fc及びゲインkcを変えながらセンサ信号の安定する限界を検出し、その安定限界より小さいカットオフ周波数fc及びゲインkcをフィルタ処理部15及び乗算処理部17に設定する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
制振対象の振動を検出するセンサに接続するAD変換器;制振対象を加振するアクチュエータに接続するDA変換器;制振対象の固有振動数fnとアクチュエータ・制御対象・センサ全体のモード質量mとその全体の固有振動数fnにおけるオープンループの位相特性φとを記憶する記憶部;前記AD変換器の入力信号に対し、前記固有振動数fnの近傍以上又は以外の周波数を遮断するフィルタ処理と、前記オープンループの位相特性φを補償する位相補償処理と、ゲインkcの乗算処理とを施した加振信号をDA変換器に出力する制御部;並びに前記フィルタ処理のカットオフ周波数fcを変えながら、そのカットオフ周波数fcと前記モード質量mとに応じた乗算処理のゲインkcによりAD変換器の入力信号の振幅が安定するか否かを判定するサイクルを繰り返して安定限界のカットオフ周波数fc及びゲインkcを検出し、その安定限界より小さいカットオフ周波数fc及びゲインkcを制御部に設定するフィルタ特性設定部を備えてなるアクティブ制振制御システム。
IPC (3件):
G05D 19/02 ,  F16F 15/02 ,  E04H 9/02
FI (4件):
G05D19/02 D ,  F16F15/02 A ,  E04H9/02 351 ,  E04H9/02 341D
Fターム (16件):
2E139AA01 ,  2E139AA05 ,  2E139AB01 ,  2E139AB16 ,  2E139BA12 ,  2E139BA56 ,  2E139BA66 ,  2E139BA68 ,  2E139BB02 ,  2E139BB58 ,  3J048AB14 ,  3J048AD01 ,  3J048CB19 ,  3J048CB24 ,  3J048EA07 ,  3J048EA38
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 塔状構造物の制振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-020923   出願人:JFEエンジニアリング株式会社
  • 制振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-193628   出願人:株式会社大林組
  • 特許第2732681号公報
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審査官引用 (2件)
引用文献:
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