特許
J-GLOBAL ID:200903098644306270

原子炉格納容器冷却設備

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 猪股 祥晃 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-039799
公開番号(公開出願番号):特開2003-240888
出願日: 2002年02月18日
公開日(公表日): 2003年08月27日
要約:
【要約】【課題】原子炉の配管破断等の事故時に、サプレションプール表面温度の上昇を抑制し、格納容器圧力の上昇を抑制する。【解決手段】格納容器12の上方に設けられた大気開放の冷却水プール7と、冷却水プール内の熱交換器4と、熱交換器の上部の蒸気室3と、熱交換器の下部の水室5と、ドライウェル8と蒸気室を接続する第1の配管2と、水室の底部とサプレッションプールを接続する第2の配管13と、水室の空間部とサプレッションプールを接続する第3の配管14と、を有する。ドライウェルとサプレッションプールは圧力抑制ベント管9で連絡され、圧力抑制ベント管は、サプレッションプールと連絡するベント管開口30を有し、第3の配管のサプレションプール内での開放口が、ベント管開口より高く、第2の配管のサプレションプール内での開放口がベント管開口より低い。
請求項(抜粋):
炉心を内包する原子炉圧力容器を包囲するドライウェルおよび、サプレッションプールを内包するサプレッションチェンバを具備する原子炉格納容器と、この格納容器の外の上方に設けられた冷却水プールと、この冷却水プール内に収容されてこの冷却水プールの冷却水と熱交換する熱交換器と、この熱交換器の上部に接続された蒸気室と、前記熱交換器の下部に接続された水室と、前記ドライウェルと前記蒸気室を接続する第1の配管と、前記水室の底部と前記サプレッションプールを接続する第2の配管と、前記水室の上半部と前記サプレッションプールを接続する第3の配管と、を有する原子炉格納容器冷却設備であって、前記ドライウェルと前記サプレッションプールは圧力抑制ベント管で連絡され、その圧力抑制ベント管は、前記サプレッションプールと連絡するベント管開口を有し、前記第3の配管の前記サプレションプール内での開放口が、前記ベント管開口のうちの最も高い位置より高く、前記第2の配管の前記サプレションプール内での開放口が前記ベント管開口のうちの最も低い位置より低いこと、を特徴とする格納容器冷却設備。
IPC (2件):
G21C 15/18 ,  G21C 9/004
FI (2件):
G21C 15/18 A ,  G21C 9/00 A
Fターム (5件):
2G002BA01 ,  2G002BA07 ,  2G002CA08 ,  2G002DA03 ,  2G002EA10
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平3-180799
  • 原子炉格納容器の冷却設備
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-272275   出願人:株式会社東芝
  • 原子炉格納容器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-067686   出願人:東芝エンジニアリング株式会社, 株式会社東芝
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審査官引用 (7件)
  • 特開平3-180799
  • 原子炉格納容器の冷却設備
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-272275   出願人:株式会社東芝
  • 原子炉格納容器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-067686   出願人:東芝エンジニアリング株式会社, 株式会社東芝
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