特許
J-GLOBAL ID:200903098953641297

材質均一性に優れた高加工性熱延高張力鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-339339
公開番号(公開出願番号):特開2001-152254
出願日: 1999年11月30日
公開日(公表日): 2001年06月05日
要約:
【要約】【課 題】 コイル内材質変動の小さい熱延TRIP鋼すなわち材質均一性に優れた高加工性熱延高張力鋼板の製造方法を提供する。【解決手段】 C:0.05〜0.40%、Si:1.0 〜3.0 %、Mn:0.6 〜3.0 %、Al:0.3 %以下、P:0.2 %以下を含み、さらに適宜Cr、Ti、Nb、Caの1種以上を含む鋼組成になるスラブを加熱し、粗圧延後、圧延終了温度780 〜980 °Cの仕上圧延を行い、次いで620 〜780 °Cの範囲内の第1の温度まで急冷し、該温度に1.0〜10秒間等温保持するかまたは該温度から該温度未満600 °C以上の範囲内の第2の温度まで20°C/s以下で徐冷し、次いで300 〜500 °Cの範囲内の第3の温度まで50°C/s以上で冷却して巻き取り、巻き取ったコイルを300 〜500 °Cの温度範囲で、温度変化速度が-30°C/h以上30°C/h以下の範囲として30〜300 分保持した後、空冷する。
請求項(抜粋):
mass%で、C:0.05〜0.40%、Si:1.0 〜3.0 %、Mn:0.6〜3.0 %、Al:0.3 %以下、P:0.2 %以下を含む鋼組成になるスラブを加熱し、粗圧延後、圧延終了温度が780 〜980 °Cとなる仕上圧延を行い、次いで620 〜780 °Cの範囲内の第1の温度まで急冷し、この第1の温度に1.0 〜10秒間等温保持するかまたは前記第1の温度から該第1の温度未満600 °C以上の範囲内の第2の温度まで冷却速度20°C/s以下で1.0 〜10秒間徐冷し、次いで300 〜500 °Cの範囲内の第3の温度まで冷却して巻き取り、巻き取ったコイルを300 〜500 °Cの温度範囲で、温度変化速度が-30°C/h以上30°C/h以下の範囲として30〜300 分保持した後、空冷することを特徴とする材質均一性に優れた高加工性熱延高張力鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 9/46 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/38
FI (4件):
C21D 9/46 T ,  C22C 38/00 301 W ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/38
Fターム (19件):
4K037EA01 ,  4K037EA05 ,  4K037EA06 ,  4K037EA09 ,  4K037EA11 ,  4K037EA15 ,  4K037EA16 ,  4K037EA19 ,  4K037EA23 ,  4K037EA28 ,  4K037EA31 ,  4K037FC03 ,  4K037FC04 ,  4K037FD01 ,  4K037FD02 ,  4K037FD03 ,  4K037FD06 ,  4K037FD08 ,  4K037FE01
引用特許:
審査官引用 (4件)
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