特許
J-GLOBAL ID:200903099119429058

マルテンサイト系ステンレス溶接鋼管およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-370129
公開番号(公開出願番号):特開2001-179485
出願日: 1999年12月27日
公開日(公表日): 2001年07月03日
要約:
【要約】【課題】製管溶接のままで良好な靭性と耐食性(耐炭酸ガス腐食性、耐SSC性および耐HE性)を発揮する溶接部を有する厚肉大径のマルテンサイト系ステンレス溶接鋼管とその製法を提供する。【解決手段】溶接金属が、C:0.1%以下、Ni:2〜10%、Cr:12〜20%、残部:実質的にFeよりなり、不純物として含まれるP、S、V、NおよびO(酸素)の含有量がそれぞれ0.04%以下、0.01%以下、0.1%以下、0.1%以下、0.06%以下の化学組成を有し、かつ金属組織が、その組織中に占めるフェライト相の体積割合をα%、オーステナイト相の体積割合をγ%とした時、式「250≦1.6γ+1.3α+(158C+2.8)(100-γ-α)≦320」を満たす。
請求項(抜粋):
溶接金属の化学組成が、質量%で、C:0.1%以下、Ni:2〜10%、Cr:12〜20%、Si:0〜1%、Mn:0〜3%、Mo:0〜5%、Ti:0〜0.2%、Al:0〜0.1%、Nb:0〜0.1%、Cu:0〜3%、W:0〜6%を含有し、残部が実質的にFeよりなり、不純物として含まれるP、S、V、NおよびO(酸素)の含有量がそれぞれ0.04%以下、0.01%以下、0.1%以下、0.1%以下、0.06%以下であり、かつ溶接金属の組織が、その組織中に占めるフェライト相の体積割合をα%、オーステナイト相の体積割合をγ%としたとき、下式を満たす金属組織であるマルテンサイト系ステンレス溶接鋼管。250≦1.6γ+1.3α+(158C+2.8)(100-γ-α)≦320ただし、上記式中のCは溶接金属に含まれるC含有量(質量%)である。
IPC (10件):
B23K 35/30 320 ,  B21C 37/08 ,  B23K 9/18 ,  B23K 9/23 ,  B23K 31/00 ,  C21D 9/08 ,  C21D 9/50 101 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/58 ,  B23K101:06
FI (10件):
B23K 35/30 320 B ,  B21C 37/08 F ,  B23K 9/18 F ,  B23K 9/23 B ,  B23K 31/00 B ,  C21D 9/08 F ,  C21D 9/50 101 A ,  C22C 38/00 302 Z ,  C22C 38/58 ,  B23K101:06
Fターム (18件):
4E001AA03 ,  4E001BB05 ,  4E001CA03 ,  4E001DA01 ,  4E001DG05 ,  4K042AA06 ,  4K042AA24 ,  4K042BA06 ,  4K042CA05 ,  4K042CA07 ,  4K042CA08 ,  4K042CA09 ,  4K042CA10 ,  4K042CA11 ,  4K042CA12 ,  4K042CA13 ,  4K042CA16 ,  4K042DA02
引用特許:
審査官引用 (15件)
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