特許
J-GLOBAL ID:200903099476790338

芳香族塩素化合物の脱塩素化法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-014845
公開番号(公開出願番号):特開2001-199904
出願日: 2000年01月24日
公開日(公表日): 2001年07月24日
要約:
【要約】【課題】 簡便で危険性が少なく、経済的で、かつ、穏和な条件下でも反応が完結する芳香族塩素化合物の脱塩素化法の提供。【解決手段】 100mlのナス型フラスコの中で、アクロール1254(5.00g,15.32mmol)及びトリエチルアミン(9.23g=12.70ml,91.21mmol)をメタノール(50ml)に溶解し、10%Pd/C(0.15g,3重量%)を加える。溶液を撹拌しながら、反応容器をアスピレータで脱気し、水素を満たした接触還元装置を装着する。室温下で6時間撹拌を続けた後の溶液におけるGC-Massのチャート(B)では、4.8分付近のビフェニルのピーク以外は全く何も確認されない。すなわち、上記反応によって、アクロール1254の濃度はGC-Massの検出限界である0.5ppm以下に低下したことが判る。(A)は反応前のアクロール1254のチャートである。
請求項(抜粋):
芳香族塩素化合物を、該芳香族塩素化合物の可溶溶媒で希釈し、金属触媒の存在下、水素ガスとの接触による水素化脱塩素反応を行うことにより、上記芳香族塩素化合物から塩素を除去する芳香族塩素化合物の脱塩素化法であって、上記水素化脱塩素反応を、アンモニアまたはアミンを添加物として添加した上で行うことを特徴とする芳香族塩素化合物の脱塩素化法。
IPC (2件):
C07B 35/06 ,  A62D 3/00 ZAB
FI (2件):
C07B 35/06 ,  A62D 3/00 ZAB
Fターム (14件):
2E191BA12 ,  2E191BA13 ,  2E191BC01 ,  2E191BC05 ,  2E191BD13 ,  4H006AA02 ,  4H006AC13 ,  4H006BA25 ,  4H006BA32 ,  4H006BA51 ,  4H006BA92 ,  4H006BB14 ,  4H006BC10 ,  4H006BE20
引用特許:
審査官引用 (15件)
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