特許
J-GLOBAL ID:200903099578843266

アルミニウム合金クラッドフィン材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福田 保夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-188697
公開番号(公開出願番号):特開平10-017968
出願日: 1996年06月27日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】【課題】 クラッドフィン材を0.1mm 未満の厚さに薄肉化した場合にも、ろうの流動不足、溶融ろうの侵食によるフィンの座屈が防止され、低温のろう付けが可能で、ろう付け後の強度、犠牲陽極効果に優れ、とくに自動車用熱交換器のフィン材として好適なアルミニウム合金クラッドフィン材を提供する。【解決手段】 芯材の両面にろう材をクラッドしてなるアルミニウム合金クラッドフィン材であって、ろう材がSi:5〜15%、Zn:1.0〜8.0 %、Cu:0.5%以上5.0 %未満を含有し、Zn%/Cu%の比を0.5 〜3.0 とし、残部Alおよび不可避的不純物からなり、芯材はSi:0.01 〜1.6 %を含有するアルミニウム合金からなり、クラッドフィン材の厚さt が0.04mm以上0.1mm 未満、クラッド材中の平均Si濃度T Siとの関係が7.3 ×T Si-0.7×t -1-1.0>0 を満たし、ろう材のクラッド率が片面で平均3 〜30%である。
請求項(抜粋):
芯材の両面にろう材をクラッドしてなるアルミニウム合金クラッドフィン材において、ろう材が、Si:5〜15%(重量%、以下同じ)、Zn:1.0〜8.0 %、Cu:0.5%以上5.0 %未満を含有し、残部Alおよび不可避的不純物からなり、Zn含有量とCu含有量の比、Zn%/Cu%を0.5 〜3.0 としたアルミニウム合金で構成され、芯材はSi:0.01 〜1.6 %を含有するアルミニウム合金からなり、クラッドフィン材の厚さtが0.04mm以上0.1mm 未満、クラッドフィン材中の平均Si濃度TSi(%)とt(mm) との関係が、7.3×TSi-0.7×t-1-1.0>0(但し、TSi:1.1〜2.7)を満たし、ろう材のクラッド率が片面で平均3 〜30%であることを特徴とするアルミニウム合金クラッドフィン材。
IPC (2件):
C22C 21/00 ,  B23K 35/22 310
FI (2件):
C22C 21/00 J ,  B23K 35/22 310 E
引用特許:
審査官引用 (3件)

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