特許
J-GLOBAL ID:200903099618267549

ロータリーダンパ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 千田 稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-295676
公開番号(公開出願番号):特開2000-120748
出願日: 1998年10月16日
公開日(公表日): 2000年04月25日
要約:
【要約】【課題】 ベーンが粘性液体を圧縮する際のシール性を向上させ、低粘度の粘性液体を使用した場合でも大きな制動力を発揮することができると共に、回転軸が非制動力発揮方向に回転する際の制動力が小さいロータリーダンパを提供する。【解決手段】 ケーシング2の軸心に沿って配設される回転軸3と、該回転軸3に形成される溝部(回転軸3の突起部30の二股部30eの各先端部30cの間隙)に遊びを有して係合可能な係合突起42を有すると共に、外周面が該回転軸3の回転に伴って該ケーシング2の内周面2aと摺接する所定幅の円弧部41とを有する平面略T字状のベーン4とを有し、さらに、回転軸3とベーン4の少なくとも一方に、回転軸3が制動力発揮方向へ回転する際に閉鎖され、逆方向へ回転する際に粘性液体6が通過する還流溝30d,43が設けられている。
請求項(抜粋):
内周面から軸心に向かって突出する隔壁部を備えると共に、内部に粘性液体が充填される有底略円筒状のケーシングと、該ケーシングの軸心に沿って配設される回転軸と、該回転軸に形成される溝部に遊びを有して係合可能な係合突起を有すると共に、外周面が該回転軸の回転に伴って該ケーシングの内周面と摺接する所定幅の円弧部とを有する平面略T字状のベーンと、該ケーシングの上面開口部を閉塞する蓋部材とを有し、さらに、前記回転軸とベーンの少なくとも一方に、該回転軸が制動力発揮方向へ回転する際に閉鎖され、逆方向へ回転する際に前記粘性液体が通過する還流溝が設けられていることを特徴とするロータリーダンパ。
IPC (3件):
F16F 9/14 ,  E05F 3/14 ,  F16F 9/34
FI (3件):
F16F 9/14 A ,  E05F 3/14 ,  F16F 9/34
Fターム (2件):
3J069AA44 ,  3J069BB10
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 回転ダンパ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-339116   出願人:不二精器株式会社
  • 回転ダンパ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-110606   出願人:不二精器株式会社
  • 回転減速装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-116854   出願人:東海理化販売株式会社
全件表示

前のページに戻る