特許
J-GLOBAL ID:200903099729485065

両面非球面型累進屈折力レンズおよびその設計方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 阿仁屋 節雄 ,  油井 透 ,  清野 仁
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-236285
公開番号(公開出願番号):特開2006-350381
出願日: 2006年08月31日
公開日(公表日): 2006年12月28日
要約:
【課題】遠用部と近用部における像の倍率差を低減し、処方値に対する良好な視力補正と、装用時における歪みの少ない広範囲な有効視野を与える両面非球面型累進屈折力レンズを提供する。更に、加工時間とコストとを低減させることができる両面非球面型累進屈折力レンズを得る。【解決手段】累進屈折力レンズの累進作用について、レンズの縦方向と横方向とに分割した上で、各々の方向に対して最適な物体側、眼球側の表裏2面の分担比率を定め、一枚の両面非球面型累進屈折力レンズを構成する。さらに、累進屈折力レンズの物体側表面として「左右対称の半完成品」を用い、受注後に眼球側表面のみを近方視における眼の輻湊作用に対応した左右非対称な曲面として加工することを可能にする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
物体側表面である第1の屈折表面と、眼球側表面である第2の屈折表面とに、分割配分されている累進屈折力作用を備えた両面非球面型累進屈折力レンズであって、 前記第1の屈折表面において、近用度数測定位置N1における横方向の表面屈折力及び縦方向の表面屈折力をそれぞれDHn、DVnとするとき、 DVn-DHn>ADD/2 となる関係式を満足させると共に、前記第1の屈折表面のN1における表面非点収差成分を前記第2の屈折表面にて相殺し、前記第1と第2の屈折表面とを合わせて、処方値に基づいた近用度数(Dn)を与える構成となっていることを特徴とする両面非球面型累進屈折力レンズ。
IPC (1件):
G02C 7/06
FI (1件):
G02C7/06
Fターム (1件):
2H006BD03
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (1件)
  • 特許第3617004号

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