特許
J-GLOBAL ID:200903099968771312

無段変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 悟 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-280365
公開番号(公開出願番号):特開2001-099304
出願日: 1999年09月30日
公開日(公表日): 2001年04月10日
要約:
【要約】【課題】 二種類の車速センサ異常判定手法を組み合わせることで、変速機入力回転センサと変速機出力回転センサとの間に介在される変速機構の異常を簡単に精度良く判定する無段変速機の変速制御装置を提供すること。【解決手段】 回転センサにより検出されたエンジン回転数と変速機入力回転数と変速機出力回転数の3つの検出値に基づいて、変速機出力回転の検出値のみが、他の検出値と異なる値を示した場合、車速センサが異常であると判定する車速センサ異常判定手段と、車速センサが異常であると判定された場合、車速センサ車速と推定車体速との差の絶対値が、設定されたしきい値以下かどうかを判断する車速差判断手段と、車速差絶対値がしきい値以下という判断状態のまま設定時間を経過すると、回転数比較による車速センサ異常の判定を覆して無段変速機構が異常であると判定する変速機構異常判定手段と、を備えた。
請求項(抜粋):
エンジンからの入力回転を無段階に変速して駆動輪への出力回転を得る無段変速機構と、エンジン回転数を検出するエンジン回転センサと、変速機入力部材の回転を検出する変速機入力回転センサと、変速機出力部材の回転を検出する変速機出力回転センサと、これらの回転センサからのセンサ信号を含む入力情報に基づいて目標変速比を算出し、算出された目標変速比が得られる駆動指令を変速アクチュエータに出力する変速制御手段とを備えた無段変速機の変速制御装置において、前記回転センサにより検出されたエンジン回転数と変速機入力回転数と変速機出力回転数の3つの検出値に基づいて、変速機出力回転の検出値のみが、他の検出値と異なる値を示した場合、変速機出力回転センサ(以下、車速センサという)が異常であると判定する車速センサ異常判定手段と、前記車速センサ異常判定手段により車速センサが異常であると判定された場合、車速センサ信号とは異なる信号により算出された推定車体速が正常であり、かつ、車速センサ信号に基づき算出された車速センサ車速と推定車体速との差の絶対値が、設定されたしきい値以下かどうかを判断する車速差判断手段と、車速差絶対値がしきい値以下という判断状態のまま設定時間を経過すると、回転数比較による車速センサ異常という上記判定結果は、無段変速機構の異常を原因とする判定結果とみなし、無段変速機構が異常であると判定する変速機構異常判定手段と、を備えていることを特徴とする無段変速機の変速制御装置。
IPC (7件):
F16H 61/12 ,  F16H 59:40 ,  F16H 59:42 ,  F16H 59:44 ,  F16H 59:54 ,  F16H 59:74 ,  F16H 63:06
FI (7件):
F16H 61/12 ,  F16H 59:40 ,  F16H 59:42 ,  F16H 59:44 ,  F16H 59:54 ,  F16H 59:74 ,  F16H 63:06
Fターム (11件):
3J052AA20 ,  3J052CA21 ,  3J052DA02 ,  3J052DA06 ,  3J052FA01 ,  3J052GC43 ,  3J052GC44 ,  3J052HA13 ,  3J052KA01 ,  3J052KA09 ,  3J052LA01
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (12件)
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