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J-GLOBAL ID:201002212476117445   整理番号:10A0124223

慢性的熱ストレスに曝したブロイラーでの代謝特性と骨格筋への酸化的損傷

Metabolic characteristics and oxidative damage to skeletal muscle in broiler chickens exposed to chronic heat stress
著者 (6件):
資料名:
巻: 155  号:ページ: 401-406  発行年: 2010年03月 
JST資料番号: C0461B  ISSN: 1095-6433  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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新たに得られた証拠は,急性の熱曝露は鳥の代謝特性に影響を与え,骨格筋での酸化的損傷を引き起こすことを示した。しかし,慢性的熱ストレス状態でのそのような現象についてはほとんど判っていない。そのため,周期的(32-24-32°C:32°Cで8時間/日,32-24-32HS)と一定(32と34°C,それぞれ32HSと34HS)の熱曝露が4週齢雄ブロイラーの代謝と骨格筋での過酸化物状態に及ぼす影響を調べるため,この研究をデザインした。特に32HSと34HS群では,熱ストレスで摂餌と成長が低下したが,周期的な高温ではそれほど重度ではないストレス応答を試験中に示した。骨格筋でのマロンジアルデヒド(MDA)量は一定の熱処理により増加した(P<0.05);増加の程度は以前行った′急性′熱ストレスモデルで観察した変化ほど大きくはなかった。3HADH(脂肪酸酸化に関連する3-ヒドロキシアシルCoAデヒドロゲナーゼ)と,CS(クエン酸シンターゼ)の酵素活性はそれぞれ,周期的処置および一定の34HS処置の両方と,一定の34HS群で,低下した(P<0.05)。これらの結果から,慢性的熱曝露はブロイラーの骨格筋での代謝的酸化能を減少させることが示唆された。慢性的熱ストレスの曝露によりCu/Zn-SOD活性の温度依存的増強が認められたが,GPx活性は比較的に一定で,慢性ストレス状態で抗酸化能が攪乱されることを暗示した。これらの結果から,慢性熱ストレスは大規模な酸化的損傷を引き起こさないことを結論付けることができた。これは,代謝的酸化能の低下あるいは,完全に活性化されていない,自己伝搬性排除方式による可能性が考えられる。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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動物に対する影響  ,  動物生理一般  ,  鶏 
物質索引 (1件):
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