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J-GLOBAL ID：201002215928509310   整理番号：10A0443826

準一次元反強磁性体BaCo₂V₂O₈の磁場誘導格子変形

Field Induced Lattice Deformation in a Quasi-One-Dimensional Antiferromagnet BaCo₂V₂O₈

著者 (14件)： KIMURA Shojiro (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  NARUMI Yasuo (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  TERADA Noriki (National Inst. Materials Sci., Ibaraki, JPN) ,  TANAKA Yoshikazu (RIKEN, Hyogo, JPN) ,  IWAKI Masahiro (Univ. Tokyo, Chiba, JPN) ,  KATSUMATA Koichi (RIKEN, Hyogo, JPN) ,  HAGIWARA Masayuki (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  KINDO Koichi (Univ. Tokyo, Chiba, JPN) ,  HE Zhangzhen (Fujian Inst. Res. on the Structure of Matter, Chinese Acad. Sci., Fujian, CHN) ,  TANIYAMA Tomoyasu (Tokyo Inst. Technol., Yokohama, JPN) ,  ITOH Mitsuru (Tokyo Inst. Technol., Yokohama, JPN) ,  TOYOKAWA Hidenori (SPring-8/JASRI, Hyogo, JPN) ,  ISHIKAWA Tetsuya (RIKEN, Hyogo, JPN) ,  KITAMURA Hideo (RIKEN, Hyogo, JPN)
資料名： Journal of the Physical Society of Japan  (Journal of the Physical Society of Japan)
巻： 79  号： 4  ページ： 043706.1-043706.4  発行年： 2010年04月15日 
JST資料番号： G0509A  ISSN： 0031-9015  CODEN： JUPSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： シンクロトロンX線回折法を用いて,準一次元反強磁性体BaCo₂V₂O₈の結晶構造と磁化との関連を調査した。外部磁場Bを短距離秩序相内のc軸に平行して印加した時,磁場Bが強くなるにつれ,格子定数aは延長するが,格子定数cは収縮する。提案磁気構造を用いて,印加磁場下での交換エネルギーを計算した。格子変形の相反した挙動を解明することに成功した。本計算から,格子定数の変化は,M2(Mは磁化)に比例することが示された。飽和磁場Bsまでは,a軸については,理論と実験が良好に一致することが示された。飽和磁場Bsを越えると,良好な一致を実現するため,M2項に加え,M4項も必要となる。c軸については,M2とM4項の和により,実験データとの合理的な一致が得られる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *反強磁性体 ,  一次元 ,  *バナジウム酸塩 ,  コバルト化合物 ,  バリウム化合物 ,  X線回折 ,  *結晶構造 ,  *磁化 ,  格子定数 ,  *変形 ,  磁気構造 ,  *格子変形
準シソーラス用語： 準一次元

分類 (1件)： 金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造  (BK07020Y)

タイトルに関連する用語 (4件)： 反強磁性体 ,  磁場 ,  誘導 ,  格子変形