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J-GLOBAL ID:201002216919731481   整理番号:10A0201150

食品中の求電子物質 イソチオシアン酸塩の現状およびそれらの化学生物学

Electrophiles in Foods: The Current Status of Isothiocyanates and Their Chemical Biology
著者 (2件):
資料名:
巻: 74  号:ページ: 242-255 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: G0021A  ISSN: 0916-8451  CODEN: BBBIEJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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細胞の求電子分子への暴露には,多くの古典的シグナル類およびホルモン類と違って,蛋白質のような高分子ならびに低分子の細胞還元剤と共有結合を行うことによって,一連の特徴的かつ多岐にわたる生物的反応を誘導する潜在性がある。生体異物あるいは脂質過酸化に由来する化学物質に加えて,最近では食品中の求電子物質が多くの注目を集めている。最近,これらの化合物は,さまざまな病因に関与する酸化ストレス,および発癌性親電子物質の除去あるいは不活性化にかかわる,細胞保護性蛋白質の発現を誘導することが見出された。Keap1/Nrf2/AREのようなレドックス感受性の調節システムが,この誘導において鍵となる役割を果たし,従って,食品中の求電子物質の最も重要な標的であると考えられる。本解説では,食品由来の求電子物質について,潜在する分子機構に重点を置いて,種々の病気に対して期待できる保護剤として強調する。イソチオシアン酸塩類(ITC)の化学,代謝,吸収,および生物活性に影響する要因を考慮して,アブラナ科植物の代表的求電子化合物であるITCに関する最近の知見についても考察する。それに加えて,本解説では,食品の求電子物質の相対的な有益効果および有害効果についての,バランスの取れた見方をすることも試みる。(翻訳著者抄録)
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