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J-GLOBAL ID：201002219398686980   整理番号：10A1070069

時間飛行二次イオン質量分析法による分子表面の研究

Investigation of molecular surfaces with time-of-flight secondary ion mass spectrometry

著者 (6件)： AOYAGI Satoka (Shimane Univ., Shimane, JPN) ,  NAMEKAWA Koki (Waseda Univ., Tokyo, JPN) ,  YAMAMOTO Kenichiro (Waseda Univ., Tokyo, JPN) ,  SAKAI Kiyotaka (Waseda Univ., Tokyo, JPN) ,  KATO Nobuhiko (Seikei Univ., Tokyo, JPN) ,  KUDO Masahiro (Seikei Univ., Tokyo, JPN)
資料名： Surface and Interface Analysis  (Surface and Interface Analysis)
巻： 42  号： 10/11  ページ： 1593-1597  発行年： 2010年10月 
JST資料番号： E0709A  ISSN： 0142-2421  CODEN： SIANDQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 比較的小さな蛋白質,リゾチーム,および5つのアミノ酸残基,Leu-エンケファリンおよびMet-エンケファリンを持つポリペプチドをモデル試料として使用し,クラスターイオン源C₆₀⁺を用いた時間飛行二次イオン質量分析法(TOF-SIMS)の影響を研究した。C₆₀⁺を用いることによって,金属一次イオン源を用いるよりも蛋白質およびポリペプチドの評価に対してフラグメントイオンの検出がより有用であり,C₆₀⁺を用いた場合でさえも,二次イオンが生成されながら基体成分との再結合が発生することが示された。再結合はポリペプチドあるいは蛋白質と関連する特異ピークの同定をしばしば困難にするため,再結合を防ぐ測定条件を研究すべきである。さらに,将来は再結合しないでフラグメントイオンを得るためにより大きなあるいは異なるクラスターイオン源が必要であることも示した。

シソーラス用語： *リゾチーム ,  *酵素タンパク質 ,  分子 ,  アミノ酸残基 ,  固定化酵素 ,  エンケファリン ,  *ポリペプチド ,  クラスタイオン ,  フラーレンC60 ,  表面分析 ,  *二次イオン質量分析 ,  飛行時間法 ,  再結合 ,  顕微鏡観察 ,  原子間力顕微鏡 ,  イオン源 ,  *分子表面 ,  *TOF-SIMS ,  フラグメントイオン ,  生体分子 ,  神経ペプチド

分類 (2件)： 有機化合物の物理分析  (CC03034A) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

物質索引 (2件)： [Met⁵]エンケファリン ,  Leu-エンケファリン

タイトルに関連する用語 (4件)： 飛行 ,  二次イオン質量分析法 ,  分子表面 ,  研究