抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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霜層表面温度の測定実験結果を非均質霜層成長モデルによる予測結果と比較し,霜層高さと霜密度の初期値が計算結果に及ぼす影響を評価した。恒温恒湿系統,測定系統,観察系統および冷却部で実験装置を構成した。伝熱面には50mm正方の無酸素銅角柱端面を用い,熱電対と赤外線放射温度計で霜層表面温度を測定した。霜層表面・霜層内局所の物質収支と熱収支に基づき非均質霜層成長モデルを作成し,数値解析を行った。初期値として与えた霜層高さ0.1・0.5・1.0・1.5・2.0mm,及び霜密度2.0・4.0・6.0・8.0・10.0kg/m
3による,霜層表面温度と霜層高さの経時変化を図示した。1)初期霜層高さが高いほど霜層表面温度と霜層高さは高めに計算される,2)初期霜密度は霜層表面温度と霜層高さに殆ど影響しない,3)霜層表面温度の予測と実験の結果は良く一致する,4)平均霜密度と霜層表面温度には二次関数的関係が見られる,の4結論を得た。