文献

J-GLOBAL ID：201002225999620510   整理番号：10A0226845

モルトエキス培地依存的なAntrodia cinnamomea(ヒダナシタケ目)Was系統の結実と関連する特異的遺伝子の発現

Fructification of Antrodia cinnamomea Was Strain Dependent in Malt Extract Media and Involved Specific Gene Expression

著者 (4件)： CHU Yu-Chieh (National Dong Hwa Univ., Hualien, TWN) ,  YANG Ruei-Mei (National Dong Hwa Univ., Hualien, TWN) ,  CHANG Tun-Tschu (Taiwan Forestry Res. Inst., Taipei, TWN) ,  CHOU Jyh-Ching (National Dong Hwa Univ., Hualien, TWN)
資料名： Journal of Agricultural and Food Chemistry  (Journal of Agricultural and Food Chemistry)
巻： 58  号： 1  ページ： 257-261  発行年： 2010年01月13日 
JST資料番号： C0251A  ISSN： 0021-8561  CODEN： JAFCAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Antrodia cinnamomea(ヒダナシタケ目)は台湾のCinnamomum kanehirae(クスノキ属)に寄生する薬用菌類であり,生薬としての利用価値が高いため商業培養方法の開発が進んでいる。本研究で著者らは,モルトエキス培地(MEA)を用いて4系統の培養を試み,A.cinnamomeaの結実の有無を調査した。その結果,全てのA.cinnamomea系統が50%のMEAにて良好な生育を示したが,結実能で違いがみられた。また著者らは,チトクロームP450,グルタチオンS-トランスフェラーゼ,ペルオキシレドキシン,マンガンスーパーオキシドジスムターゼという抗酸化あるいは老化関連遺伝子の発現についても調査し,チトクロームP450とグルタチオンS-トランスフェラーゼは子実体においてそれぞれ菌糸の3.66倍と2.75倍の発現がみられたことを報告した。

シソーラス用語： *ヒダナシタケ目 ,  *結実 ,  グルタチオントランスフェラーゼ ,  オキシドレダクターゼ ,  タンパク質 ,  スーパーオキシドジスムターゼ ,  チトクロームP450 ,  クスノキ属 ,  エキス ,  麦芽 ,  培地 ,  *遺伝子発現 ,  子実体 ,  菌類 ,  生薬
準シソーラス用語： Antrodia ,  *Antrodia cinnamomea ,  Cinnamomum ,  Cinnamomum kanehirae ,  グルタチオンS-トランスフェラーゼ ,  マンガンスーパーオキシドジスムターゼ ,  *モルトエキス ,  ペルオキシレドキシン ,  薬用菌類

分類 (2件)： 遺伝子発現  (EC02040Q) ,  菌体の生産  (FK03040W)

タイトルに関連する用語 (9件)： モルトエキス ,  培地 ,  Antrodia ,  ヒダナシタケ目 ,  WAS ,  系統 ,  結実 ,  遺伝子 ,  発現