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J-GLOBAL ID:201002228157380080   整理番号:10A0724951

NLRP3インフラマソーム媒介IL-1β産生,ROS産生およびエンドソーム破裂に対する非晶質シリカ粒子の表面改質の影響

The effect of surface modification of amorphous silica particles on NLRP3 inflammasome mediated IL-1β production, ROS production and endosomal rupture
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巻: 31  号: 26  ページ: 6833-6842  発行年: 2010年09月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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非晶質シリカ粒子(SP)は化粧品,食品および医薬品に広く使用されているが,SPはインターロイキン-1β(IL-1β)産生が伴うかなりの炎症を誘導しえることが徐々に証明されている。ここでは,安全な形態のSPを開発するため,SP誘発炎症の機構,および粒子特性と生体応答との関係を解析した。種々の直径(30nmおよび1000nm)の非改質SPへの応答におけるTHP-1ヒトマクロファージ様細胞中のIL-1β産生レベルを比較し,非改質微細構造化1000nm SP(mSP1000)が,より小さな非改質SPよりも高レベルのIL-1βの産生を誘導することを明らかにした。さらに,非改質mSP1000誘発IL-1β産生は,活性酸素種(ROS)産生,エンドソーム破裂,およびその後の炎症性複合体NLRP3インフラマソームの活性化の系列に依存することを見いだした。加えて,官能基(-COOH,-NH2,-SO3H,-CHO)で修飾したmSP1000で処理したTHP-1細胞でのIL-1β産生レベルを比較した。非改質および表面改質mSPはTHP-1細胞に類似の頻度で等しく取り込まれたが,mSP1000の表面改質はROS産生の低減によりIL-1β産生を劇的に抑制した。本結果はNLRP3活性化経路の一部を明らかにし,安全で効果的な形態のSPの作製を助けるはずである基本情報を提供する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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医用素材 

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