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J-GLOBAL ID:201002228990277366   整理番号:10A1095590

ビタミンKは培養マクロファージ様細胞中でIKKα/βリン酸化の抑制を通して核因子κB活性化阻害によりリポ多糖類誘導炎症性サイトカイン発現を抑制する

Vitamin K suppresses the lipopolysaccharide-induced expression of inflammatory cytokines in cultured macrophage-like cells via the inhibition of the activation of nuclear factor κB through the repression of IKKα/β phosphorylation
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巻: 21  号: 11  ページ: 1120-1126  発行年: 2010年11月 
JST資料番号: E0597B  ISSN: 0955-2863  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ビタミンKは哺乳類において血液凝固と骨代謝のために必須である。このビタミンは,グルタミン酸残基からのγ-カルボキシグルタミン酸の翻訳後合成における補助因子として機能する。しかし,ビタミンKの他の機能は最近報告されていない。ラット及びヒトマクロファージ様THP-1細胞において,リポ多糖類(LPS)誘導炎症反応をビタミンKは抑制することを過去に発見した。本研究では,ビタミンKの抗炎症効果の根本となるメカニズムを,LPS処理ヒト-及びマウス-由来培養細胞を用いてさらに調べた。本研究中様々なレベルの抗炎症活性を示したすべてのビタミンK類似体を分析した。これらの類似体のゲラニルゲラニオールを除くイソプレニル側鎖構造は活性を示さなかった;ワルファリンはこの活性を妨げなかった。本研究の結果は,2-メチル-1,4-ナフトキノン環状構造は抗炎症活性の発現に寄与し,それはビタミンKのGla生成活性とは無関係であることを示唆している。さらに,ビタミンK2の一種メナキノンは,細胞をLPS処理後,核因子κB(NF κB)の活性化を低減し,IKKα/βリン酸化を阻害する。これらの結果は,ビタミンKの抗炎症活性がNF κBシグナリング経路の不活性化を介してもたらされることを明確に示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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その他のビタミン  ,  免疫反応一般  ,  細胞生理一般 
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