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J-GLOBAL ID:201002229786403669   整理番号:10A0770830

浸透流式飼料イネ人工湿地における温室効果ガスの直接および間接排出

Direct and Indirect Greenhouse Gas Emissions from Vertical Flow Constructed Wetland Planted with Forage Rice
著者 (5件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 229-236 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: S0110B  ISSN: 0386-216X  CODEN: KKRBAW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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浸透流式飼料イネ人工湿地からのメタン(CH4)および亜酸化窒素(N2O)の排出量を直接および間接排出源ごとに評価した.直接排出源の評価として,湿地表面から大気への排出フラックスを,間接排出源の評価として,浸透流出水中の溶存ガス濃度をモニタリングした.CH4-Cの排出フラックスと浸透流出水中の濃度はそれぞれ既往の排水処理の人工湿地およびその他排出源よりも低かった.N2O-Nの直接フラックスは,排出および人工湿地への吸収が見られ,それぞれの平均フラックスは17.7±18.8(サンプリング回数41回のうち14回)および-18.9±15.2 μg-N・m-2・h-1(サンプリング回数41回のうち13回)だった.浸透流出水中の溶存N2O-N濃度は0.43-10.4 μg-N・l-1の範囲で推移し,土壌間隙水中のNO3-N濃度と有意な正の相関を示した.実験期間中における全排出量(直接排出量+間接排出量)に対する間接排出量の割合は,CH4-Cが2.9%だったのに対し,N2O-Nは86.7%だった.N2O-Nの間接排出による排出係数(EF5g)の範囲は0.00053-0.0086 kg N2O-N・(kg-N leaching/runoff)-1であり,文献に見られる主な間接排出源と同等であった.これらの結果から,浸透流式人工湿地においてはN2Oの間接排出のモニタリングおよび制御が重要と考えられた.(著者抄録)
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分類 (2件):
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稲作  ,  気圏環境汚染 
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