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J-GLOBAL ID：201002232609445786   整理番号：10A0247075

宮城県内における自主防災組織の地震災害対応力評価~その2(被災経験の有無による地域間格差)~

著者 (6件)： 江副麻美子 (東北大 工) ,  塩田哲生 (東北大 大学院工学研究科) ,  佐藤健 (東北大 大学院工学研究科 災害制御研セ) ,  柴山明寛 (東北大 大学院工学研究科 災害制御研セ) ,  増田聡 (東北大 大学院経済学研究科) ,  村山良之 (山形大 地域教育文化)
資料名： 東北地域災害科学研究  (東北地域災害科学研究報告)
巻： 46  ページ： 41-46  発行年： 2010年03月01日 
JST資料番号： F0536B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 前報(同誌,Vol.46,pp.37~40,2010)に続く論文である。2003年宮城県北部地震の被災地である旧鹿島台町,旧河南町,旧南郷町とし,地震前後の災害対応力の変化について調べた。その結果,1)地震災害対応力の評価では,旧鹿島台町,旧河南町は都市部に比べて災害対応力の平均得点がやや高く,高得点の割合が高い分布であること,2)2003年宮城県北部地震前後の比較では,旧鹿島台町,旧河南町ともに地震前後で災害対応力が大きく向上したこと,3)旧河南町については,旧石巻市の指導・支援の影響というよりは,被災経験がもたらした防災意識の変化の影響が大きいと考えられること,などが分かった。

シソーラス用語： *防災 ,  災害対策 ,  *震災 ,  自主管理 ,  大地震 ,  市街地 ,  被災 ,  意識 ,  地域差 ,  人口密度 ,  アンケート ,  ヒストグラム ,  宮城県 ,  2003年宮城県北部地震 ,  防災意識
準シソーラス用語： 地域間格差 ,  都市部

分類 (1件)： 自然災害  (RA02030M)

引用文献 (4件)：

• 佐藤健他: コミュニティ防災計画支援のための地域防災力評価手法とその仙台市への適用, 自然災害科学, vol.27, No.4, pp. 387-399, 2009
• 萩原駿也: 想定宮城県沖地震を対象とした地域防災力の都市間格差に関する研究, 東北大学卒業論文, 2008
• 柴山明寛他: 2003年7月26日宮城県北部地震における建物被害調査, 日本建築学会技術報告集, 第22号, pp. 595-600, 2005
• 高梨成子: 地震災害への備え~災害実践力を高めるために~, 国際シンポジウム講演会予稿集「地震のしくみと災害への備え」(仙台), pp. 9-13, 2001

タイトルに関連する用語 (8件)： 宮城 ,  自主防災組織 ,  地震 ,  災害対応 ,  評価 ,  被災 ,  経験 ,  地域間格差